蛇紋岩とお花畑の西黒尾根~茂倉新道

日程  2019年07月14日(日)~15日(月)
ルート 14日(日)RW土合口~西黒尾根登山口~ザンゲ岩~肩の小屋
     15日(月)肩の小屋~谷川岳(トマ・オキの耳)~茂倉岳~土樽


日本三大急登の1つの谷川岳の西黒尾根から登り土樽に降ると言うツアーとしては中々ハードなコースに行って来ました。

14日

RW駅で準備を済ませ10:30に西黒尾根登山口を出発。30分ほどで鉄塔を通過、最初は樹林帯の為小雨は気にならないが風が通らないのと湿度100%の為雨具での急登りとあってかなり蒸し暑かったです。
稜線に出てからは今度はしっかり濡れた蛇紋岩に苦戦滑る滑る(@_@;)幾つかの鎖場を架け替えの練習をしながら通過。写真の巌剛新道との分岐には15:00に通過。


本来なら気持の良い稜線歩きもほぼ視界0,でも足元を見ればお花だらけで,写真のコイワカガミを始めゴゼンタチバナ・ニッコウキスゲ・ムシトリスミレ等々数え切れないほどの種類の花を楽しめます。


ザンゲ岩を通過してからが以外に辛いがそれでも霧の中の肩の小屋の屋根が見えて一安心17:00に到着。天候の影響も有り結構掛かってしまいました(^:^;
小屋はこの天気の影響か我々以外は若者の男子1名のみで食事後お誘いして皆さんで談話、埼玉在中で人の良さそうな若者でした。
夜は結構雨も強くなり明日が心配ですが今日よりは良くなると言う予報を信じて熟睡。

15日(月)

朝6:00に本隊は出発、私は所用が有り少し遅れるがオキノ耳で追い着きその頃にはガスは相変わらずだがそれでも完全に回復傾向が実感出来る。
オキノ耳から稜線は昨日以上の花・花・花写真はこの1枚のウサギギクだけだがウスユキソウ・オノエラン・ニナガが何種類かまだまだ有りました。


なぜ私がこんなに言えるかって?実はお客様の中に植物学の先生がいて色々教えてくれたんですよ(^:^;
一の倉岳には1度コルに下りそこからの登りがキツイ。ここには小さいですが避難小屋も有ります。


茂倉岳へは余り高低差は無く以外に楽チン。
そこから更に20分弱で茂倉小屋へ。ここは無人小屋ですがとても大きく立派で20人位は十分泊まれそうでした。
写真は少し霧も取れてこれから向う矢場ノ頭に向う先頭グループをパチリ。


しかしながらここからが長かったです。昨夜の雨の影響で良く滑る木の根っ子と赤土との戦いを約3時間、最後の方はかなり皆さんお疲れの様子でした。
それでも皆さんよく頑張りました。14:00無事に下山予定地の駐車場に到着です。\(^0^)/

このコース有る意味では本番の剣より厳しいかも知れませんがここをこなして置けば自信になると思います。急登・蒸し暑さ・蛇紋岩に根っ子と赤土と5重苦でしたが気温が比較的低かったのとお花が癒してくれたのが救いかな?本当にお疲れ様でしたm(_ _)m