お知らせ


今後の予定10月までの追加ツアーを追記しました。
                   (2023/09/20)
山登り始めの1歩雪山アイゼンの雪だんご対策について
                               を追記  (2022/04/27)                         
項目に個人ガイドについて追加(2017/1/15)

新たにページに"山登り"始めの一歩というコーナーを作成
                           (2015/3/12)

トレーニング向けの高川山~おむすび山(下見)

日程  2023年09月21日(木)

ルート  初狩駅~男坂~高川山~天神峠~おむすび山~大月駅

10月にこのコースのツアーが入っているので下見に行って来ました。平日と言う事も有り行動中は誰1人と会う事は有りませんでしたがもう9月と言うのに低山のせいも有るとは思いますが暑い事、暑い事😅 

中央線初狩駅を9:40スタート。駅から少し行った所を右折、中央線のガードの下をくぐって行きます。ガードを越えた先には写真の案内板が有ります。

その後お寺や簡易トイレ(綺麗)を通過してやっと登山道の入口へ。登山道を進むと男坂と女坂の分岐へここまで駅から50分程掛かりました。ツアーでは男坂を行く事になっているので男坂へこれが急登で標高差約250mは暑さのせいもあり結構キツイぞ😁おまけに樹林帯で風がないので暑い。本番ではお客様がバテないようにゆっくり登る事にします。

高川山には11:05登頂、本来なら富士山の展望台として有名な所ですが本日富士山は出張中姿を見る事は出来ませんでした。頂上は狭く10人程度がお弁当を広げるのが精いっぱいかな?今回は私だけしかいないのでノンビリランチを楽しんで11:30出発。

ここからの降りはなんちゃって岩場を含む気の抜けないコースです。
その後も数々の分岐や小ピークを越えて行きますが下りに関しては滑りやすくそれに季節がらどんぐりが多く石車(石の上に載って転ぶ事)の役目をするので気が抜けません。まだ写真の様に急斜面でロープが張って有ったり登山道の狭い所も有り気をつけて通過する必要も有ります。

その後、天神峠、峯山(地味)おにぎり山(道標無)を通過
天神峠

峯山
まさに人の家のお庭の横の下山口に14:40に下山。そこから大月駅まではおよそ20分で到着出来出来ました。
コースの尾根上は広葉樹が多く季節が上手く合えば素敵な紅葉の中を歩く事が出来るかも知れませんよ。
GPSの記録は行動時間4時間40分・距離9.7km・登り1230m・下り1320m・消費カロリー1840kcalと言う数値でした。(ある程度はツアーを想定して歩きましたので早く歩いてはいません。)
今回縦走楽しみ隊と言うシリーズの1回目なのでお客様のレベルもまだバラツキが有るでしょうからキツイと感じる方、或いは楽と感じる方など色々だと思われますがこのシリーズの最終回は雲の平だと思うのでこれ位は頑張って頂きたいなと思っています。私も精一杯フォローしますので参加のお客様は一緒に頑張りましょうね😀
別件
解散駅の大月には食事処も幾つか有り大月餃子と言う餅入りの餃子が有ります。好みも有りますが私はビールとセットで美味しく頂きましたので下山後の楽しみに良いかも知れませんよ😉

快晴の甲斐駒ヶ岳(本番)

 日程  2023年7月29日(土)~30日(日)

ルート  北沢峠~仙水峠~駒津峰~甲斐駒ヶ岳~

    駒津峰~双児山~北沢峠 

2週間前に下見に行った甲斐駒ヶ岳(本番)ツアーの報告です。私が言った時は平日と言う事でシャトルバスの増便は有りませんでしたが今回はこの増便で助かりました。

まず行も予定だと仙流荘からのバスも2時間後の予定でしたが増便が出ていて30分後位には乗る事が出来ました。すれ違う増便バスはもどれも満員で入山者が多い事が伺えます。14:00前にこもれび山荘に到着。2週間前にはあれほど有ったクリンソウが何も有りません。花を楽しむのは難しいですね。同じ場所なんですけど😂

今回
下見の時

この日のこもれび山荘は満室でもう1人の講師の先生は後からの予約の為泊まる事が出来ず長衛小屋に宿泊です。🙇

翌日ヘッドランプで4:00スタート。最初は樹林帯の為ヘッドランプが役立ちます。約30分程で周りが明るくなり仙水峠には5:30前に到着。順調順調🙆
ここから駒津峰までは急登で辛い所ですが時々視界が開けた所からは富士山も見る事が出来ました。

更に登ると鳳凰三山も手が届きそうでオベリスクもはっきり確認出来ます。

駒津峰を通過・六万石から甲斐駒特有の白いザレ場に少しペースを落とすが先頭のお客様は9:00に登頂。ここまで5時間とはツアーとしてはご立派です。私は体調不良で添乗員さんが付き添って登って来ているお客様をお迎えに。それでも9:30には全員揃って登頂する事が出来頂上からは素晴らしい展望を楽しみました。
頂上道標

北アルプス方面

仙丈ヶ岳方面

ここまでは実に順調でしたが降りではすれ違いの時間的ロスに加え駒津峰から双児山の歩き難い降り、更に長時間の行動時間による疲れから北沢峠に到着したのは14:00過ぎ、結果的には10時間以上かかってしまいました。また体調不良のお客様にはサブの講師の先生が付き添って頂き時間は掛かりましたが一応全員怪我無く下山する事が出来たので結果オーライ。
今回は登りはかなり順調でしたが10時間を超える行動時間の疲れで降りに時間が掛かってしまったのが今後の課題か?また今回は女性の3人のお客様が素晴らしく元気で(*_*;でした。また9人のお客様に講師2名+ガイド並みの力を持つ添乗員さんと3名のスタッフで対応出来た事も多少のアクシデントに対応出来た事に会社にも感謝です。

今回ご参加頂いたお客様本当にお疲れさまでした。今回これだけ頑張ってので次回以降の山行に大いに役立つと思います。これからも楽しく安全な山楽しんでください。😀

山でごはん①丹沢編7月15日(土)

 今年の1月に実施した山でごはんシリーズと言うツアーで前回人数制限の関係で参加出来なかったお客様の為に追加のツアーを行いました。

日程  2023年7月15日(土)

場所  神奈川県立山岳スポーツセンター(秦野市戸川公園内)

お客様は渋沢駅に集合後、添乗員さんと大倉バス停に移動。私は準備の関係で山岳スポーツセンターにはかなり早く来て準備も終わったのでバス停にお迎えに😀

ビジターセンター横で丁度野菜の直売が始まる所だったのでブルーベリーやナスなどを購入したお客様もいました。

講習は山岳スポーツセンターの食堂をお借りしてガスバーナーや固形燃料・アルコール燃料を使ったコンロ類の説明やメスティン・コッフェルやその他有ると便利な小物の説明などしていざ炊飯開始です。

米を浸す時間が有ったのでおもてなしで今年も写真のフルーツの盛り合わせを朝から作って皆さんに食べて頂きました。

本当は甲斐駒ヶ岳の下見から昨日帰って来たばかりなのでキツイなと思いましたが24時間営業のスーパーに朝早く行って購入後調理。まあ努力を買って下さい(笑)

お客様は失敗の少ない固形燃料とメスティンでトライ。添乗員さんには少し難しいガスバーナーで炊飯した貰いましたが出来上がりは写真の様に上出来でした。(ご飯立ってます。)

お客様の炊飯も全て成功で美味しく炊けて皆さん満足の様子。
最後に今のフリーズドライの美味しい事を実感して頂く為に何種類ものフリーズドライを準備して皆さんの投票により1番美味しいフリーズドライを決定。
因みに手前から親子丼・鮭の雑炊カレーが2種類・五目雑炊などなど
1番になったのは確かマメのカレーでかなりの高評価でした。でもどれも結構美味しいと意見が多かったです。
今回ご参加頂いた皆様有難うございました。次回は陣馬山での炊き込みご飯と燻製料理となりますのでまたのご参加をお待ちしています。


人の少ない霧の甲斐駒ヶ岳(下見)

日程  2023年7月13日(木)~14日(金)

ルート 北沢峠~仙水峠~駒津峰~甲斐駒ヶ岳~

    駒津峰~双児山~北沢峠 

7月末にツアーが有りその下見に甲斐駒に行って来ました。甲斐駒は何度か登ってはいますが厳冬期の黒戸尾根や黄蓮谷(沢登り)からしか行った事が無く今回のツアーには何も役に立ちません😅

アプローチが悪く仕方がないので朝自分の車で仙流荘近くの駐車場まで行きそこからシャトルバスに乗り換え北沢峠(こもれび山荘)には15:00過ぎに到着。バス停前の湿原にはクリンソウがいっぱいです。(奥まで全部クリンソウ)

中に私は初めて見ましたが白いクリンソウも有ります。
早速こもれび山荘さんへ。木の香りのするとても綺麗な小屋です。夕飯までかなり時間が有るので地🍺をこれがフルーツの香りがしてかなり美味しい🙌
こちらが夕飯でスープカレーでした。
こちらは朝食で行動時間が長い事を考慮してか?4:00から食べられます。
私は少し明るくなり始めた5:00頃に出発。GPSを起動しようと思いましたが動かんぞ😅元々山荘周辺も圏外ですが地図と赤布を頼りに登って行きます。GPSが動き出したのは仙水峠からでした。そこまではこんな所も通過します。


仙水峠には6:00過ぎだったのでここまで約1時間掛かった事になります。
ここから駒津峰までの標高差500m程の急登が結構辛かったです。しかも時々赤布が無い😅私で約1時間半かかりました。

しかもここから1度下り鎖場を含んだアップダウンが何度か出て来ます。

駒津峰からおよそ30分で頂上への直登ルートと巻き道ルートの分岐へ。ツアーは巻き道を使うので巻き道を行きます。森林限界を超え甲斐駒特有の白い細かい小石の登山道を登って行きますが標高2500m付近からは濃霧が出て来て今日はに限っては位置の特定が難しくなるが一定間隔で赤い鉄棒が有るので大助かりでした。1番濃い時は視界20m位だったかな?
9:00にやっと登頂です。視界は有りませんが😂 登り4時間も掛かってしまいました。
 下山の時一時的にガスが切れてご褒美か頂上と摩利支天が顔を出してくれました。
一度駒津峰に戻り双児山に向かいますがここのやや大きい石のガレ場が曲者で小屋の方も昨夜十分に注意するようにとアドバイスしていました。恐らく疲れた足にはこのガレ場は結構辛いと思われます。
双児山を越えてしまえば比較的歩きやすい道となり北沢峠までは約1時間15分頑張れば到着出来ます。(12:30着)予報が悪かった事も有り今回すれ違ったのは10名程度の登山者だけでした。

今回のルートで1番の問題点は時間で今回私で7時間半確かに後半は早く歩いてもバスがないので少しだけペースを落としましたが後はそれなりのスピードで歩きました。他のツアーの記録を見ても平均で10時間半位は掛かっているようです。しかも南アルプス登り隊や100名山を目指すツアーなので恐らくはそれなりに歩けるお客様と思われます・・・
仮に5:00出発として順調に行程をこなしても到着は15:30最終バスが16:00と言う事を考慮するとギリギリですね。従って有る程度のスピードで歩かないと帰れなくなりそう😂
何とか皆さんに頑張って頂き全員登頂、そして怪我無く安全に全員下山出来る事を願うばかりです。
追伸
会社に今回の報告書を提出して講師2名体制をお願いしました所、本来なら今回の参加者人数では無理と思われましたが安全管理を重視して2名体制になりそうです。安全を第一に考えてくれる会社方針に感謝です。\(^o^)/






大勢のお客様との富士山一合目から五合目まで

 日程  2023年7月12日(水)

ルート 中の茶屋~馬返し~富士スバルライン駐車場

今回は単発のツアーでしかも平日なのに30名以上と言う大勢のお客様にご参加頂きました。

本来、私はこのツアーの予定はなかったのですが急遽応援講師として参加、当然後からの依頼なのでサブ講師でのお手伝いかと思って行ったら何故かチーフ講師との事(聞いてないぞ)

3名の講師と+添乗員さんで計4名のスタッフで対応。平日だったので高速道路は渋滞は無し3班に分かれて中の茶屋を10:00前にスタート出来ました。中の茶屋から馬返しまでの遊歩道は富士山周辺では緑も多くノンビリ歩けて私もとても好きなコースです。

馬返しには11:15到着、ここでランチタイムです。今の時期はここまで1日2本だけバスが上がって来ます。

ここからが本格的な登山道で決して急登ではないのですが微妙な傾斜の登山道が続きます。

12:30写真の2合目を通過。
2合目を少し過ぎた辺りから各班の間が開いてしまい時々迎えに行くが中々同じ行動が取れません。親子でご参加頂いたお父様の調子が悪くここで息子さんとガイド1名が付き添い残念ながらここから下山となってしまいました。でも親孝行の優しい息子さんで羨ましい。
残りのお客様を私ともう1名の講師の班に吸収して再出発です。
3合目付近では中々立派なバイケイソウを発見😀
四合目辺りでまた後ろの班が遅れ気味。仕方なくお客様に動かないようにお願いして迎えに行くが結構離れていて私の班のお客様には30分以上お待たせしてしまいましたm(_ _)m

何度も迎えに行くのも大変なので元気なお客様をもう1人の講師にお願いして私が私が最後のグループに同行。前の班が佐藤小屋に寄っている所、行程が大幅に遅れていたので私の班は佐藤小屋はパス。駐車場には16:00過ぎに同時に到着。少し霞んでいますが山中湖も見えます。
ご参加頂いた大勢のお客様有難うございました。そしてご苦労様でした🙇私もコロナで少ないお客様に慣れてしまい久しぶりの沢山のお客様とのツアーでしたので至らない所も多く有ったかと思い反省です。
単発のツアーまた富士山の1合目からのツアーと言う事で難易度は低いように感じますが標高差はしっかり1200m有ります。また今回調子がイマイチだったお客様の多くが久しぶりの登山や寝不足が原因と言う方もいたのでトレーニングや体調管理をしっかりしてこれからも安全で楽しい登山を楽しんで頂ければと思います。
因みには私は迎えに行ったりのお陰か消費カロリーが2500カロリー越えだったのでしっかり帰宅後🍺沢山飲めましたよ(笑)
また先に下山された親子のお客様と付き添いのガイドさんとは富士山駅にて合流。全員怪我も無く新宿に変える事が出来ました。(^o^)



強風の宝永山(馬の背手前にて敗退)

日程  2023年07月09日(日)

ルート 富士吉田口五合目駐車場~宝永山(馬の背手前で敗退)~第二火口~

    富士吉田口五合目駐車場

天気の予報は降水確率80%と言う中富士山最大の側火山として有名な宝永山に行って来ました。新宿を出て東名に向かう途中まではそこそこ晴れていましたが御殿場インターを降りる頃はかなりの濃霧(^o^;

富士吉田口五合目駐車場に着いた頃はもうこんな感じです。

10:30に準備を終了していざ出発です。そう言えばここに有ったはずのレストハウスは解体中で聞けば冬季に不審者による放火が原因で解体に追い込まれたようです。今後再建が困難と聞きました。酷い事をする人もいるもんですね😝

登山道の途中で今日苦労するだろ軽石だらけの登山道を効率よく歩く為の歩行技術のレクチャーをしながら約30分程で宝永山荘をへ、ガスはますます濃くなって来ました。

山荘を越えた辺りから時々強風が吹きだし嫌な感じ😅今までの経験から馬の背からの稜線はかなりの風が吹いているのは分かっていましたがそこは登山教室なので少しは頑張って頂かないとね。
その為の強風時の技術を幾つか習って頂きいざチャレンジ。馬の背まで後150m程の分岐の所で殆ど動けないお客様が出て来たので希望を取って5~6名のお客様は添乗員さんと第一火口へ下山。もう少し頑張って見ると言うお客様を連れて更に前進するも段々遅れ気味に、後50m程の所まで来ましたが安全を考えここで全員撤退を決定。本来なら私が1人ずつ稜線の強風を体験して頂こうかなと思ってはいましたが多くのお客様は風にかんしてはもうお腹いっぱいの様でした(笑)
先に降りたお客様達と第一火口で合流、風はまだ多少は吹いていましたがここでランチタイム。その間にガスが取れて周りをみたらオンタデがいっぱいです。


更に宝永山方面も見えて来ました。また今度ね😉
こちらは登り返してこれから向かう第二火口への分岐方面です。ここだけ見れば天気イイじゃん。
分岐から少し下り樹林帯の遊歩道を歩くともう無風でイワツメグサやその他幾つかのお花も見る事が出来、小鳥のさえずりを聞きながら癒しのお散歩を約1時間楽しんで15:00に駐車場に全員無事到着出来ました。ドライバーさんの話だと途中かなりの強い雨が降り大丈夫かなと心配していたそうです。私も途中下は降っているなと思っていて、2700m近い所にいた我々は雨雲の上にいたので幸運でした。事実風は強かったですが雨は小雨程度で後半は晴れ間を見る事も出来ましたねラッキー😀
こちらはスタートの時撮れなかった登山口の晴れた時の写真です。(下山時)

ご参加頂いた皆様お疲れさまでした。経験と言う意味でも色々な山を楽しめたと言う意味でも良い山行になったのではないでしょうか?強風に関しては私の体感では風速15m~20m位でしょうか?最初からこの様な予報なのに出発するのは如何なものかと思いますが大きな山行の時、ズ~と快晴は無く今回の様な強風でも短い時間であれば頑張らなくてはいけない事は時々有ります。今回の様に安全が担保された中での経験はこれからの山行にきっと役立つと思いますのでこれからも安全で楽しい山を沢山行って下さいね。🙇