高尾山~景信山

日程
① 2016年04月14日(木)
② 2016年04月17日(日)
③ 2016年04月20日(水)
ルート 高尾山口~高尾山~城山~景信山~小仏バス停

諸事情で、今回は1週間に3回も同じコースのガイドをしました。


①4月14日分

前日、添乗員さんから沢山の参加者がいると聞いていましたが、天気予報が悪いせいでしょうか9人のキャンセルがあり、ちょっと残念です。
単発のハイキングなら分かりますが、今回のような教室系であれば、快晴では中々できない滑りやすい道の歩き方などを練習できるんですがね。

現実には、出発時少し霧雨が残りましたが、雨具を着ることもなく一日歩く事ができました。予報を見て今日ばかりは雨かと思いましたが、今年に入ってから私の雨なしツアー記録は更新中となりました。
ケーブルカーの上の駅から、今回は3号路を使って頂上を目指します。このコースは高尾山にしては人も少なく、吊り橋などもあって中々良いコースでした。
頂上に到着するも、いつもは目前に見える富士山も雲の中なので、仕方なく道標など撮ってみました。

城山に向かう途中のミツバツツジはちょうど満開で、見頃を迎えていました。

その後城山に到着。ここのお茶屋さんでナメコ汁を頂きながら昼食を済ませ、景信山に向かいます。
頂上直下の急登を頑張って登り、富士山は迎えてくれませんでしたが全員無事に登頂。その後は小仏バス停に下山しました。

参加の皆様お疲れ様でした。前日の雨のせいで滑りやすく歩き難かったと思いますが、私はこれがきっといつか役立つと思います。


②4月17日分

今日は予報ではもちろん雨でしたが、14日の事もあるのでもしかしたら今日も雨なし記録が更新できるかも、とひそかな期待をして出発です。
結果は、頂上少し手前で雨が振り出し、止みそうもないので雨具を付けてもらいました。ということで、私のツアーでの雨なし連続記録は終了してしまいました(残念)。
頂上ではもちろん何も見えませんでしたが、日曜日とあって意外に多くの人がいました。
高尾山周辺には沢山のスミレが咲いていて、雨の日も心を和ませてくれます。

聞くところによると、スミレには300種類以上の仲間があるそうです。私にはチンプンカンプンですが(^:^;
城山のキノコ汁での昼食時は、雨を避けられる屋根のある所が少ないため大混雑で、ご迷惑をお掛けしました。でも雨で冷えた身体には、このキノコ汁は大変有り難かったです。
景信山に到着する頃にはご覧のように晴れて来て、夏みたいに暑くなっていました。午前中にこの日差しを半分位分けてくれたら、雨なし記録更新できたのにな(^:^)

滑りやすい下山路を、講習を混ぜながら慎重に下山してバス停に到着。
高尾までのバスは通勤電車なみの混雑でした。

参加の皆様お疲れ様でした。14日同様に良い練習ができたと思っています。次回の茶臼岳も楽しみにしています。


③4月20日(水)分

17日の日曜日とは大違いの快晴の中を出発。
この日は小学生の遠足?のお子さん達と一緒でしたが、彼らはケーブルカーは使わずしっかり歩いて頂上に向かうようです(偉いな)。
頂上に向かう途中、薬王院では刑事ドラマに良く出てくる俳優さんが何かの旅番組の収録でしょうか?カメラマンを前に喋っていました。
頂上では晴れているのに、春霞で意外に遠くの視界は良くなく、富士山は見る事ができません。
今回も前の2回と同じように、歩行技術に時間を掛けて城山に到着です。
標高があるおかげで、山桜は意外に残っていました。この桜の下で食べるキノコ汁は相変わらず絶品です。

小仏峠からの急登は「頂上に着いたらお菓子がありますよ」と励まして、そのお陰か全員クリヤー。
小仏バス停からの高尾行きバスも、平日なのに何でこんなに人が乗るのかというくらいの混雑でした。(やっぱりこの天気のせいかな?)

参加の皆様お疲れ様でした。シリーズ一回目なので晴れて良かったと思いますが、個人的には雨の日もぜひ参加すると良い経験になると思いますので、今後は雨の日もご検討下さい。
(登山中、急に雨が振り出す事はごく普通にあるので、経験しておくは事は大切だと思います)

日和田山

日程  2016年04月16日(土)
ルート 登山口~男坂~日和田山~女坂~登山口

「槍ヶ岳登り隊」というシリーズの1回目として、日和田山に行って来ました。
この山は、私の年代の山屋さんには岩登りのゲレンデとして有名ですが、私自身はつい最近ツアーで行くようになりました。
(私の住む所からだと、岩登りのトレーニングには三つ峠や広沢寺の方が近いので)

今回は、槍ヶ岳を安全に登るためのシステムや三点支持のトレーニングが目的です。チェストハーネスの作成方法や架け替えの練習などもしましたが、私が一番時間を掛けたのは、何と言っても自分の足や手を信じて登る三点確保を活用した岩場の通過方法です。
皆さん大変上達したと思いますが、きっともっと上達できるはずです。家でできる練習はしっかり家で練習して、今後のツアーではできるだけ実践的な練習に時間を掛けていきましょう。
ちゃんとチェストハーネスの作り方マスターしたかな?
ちょっと心配ですが(^:^;

写真は途中の神社から見えた巾着田です。

有名なのは彼岸花ですが、各季節で桜だったり今は菜の花だったりと花が咲き、すっかり観光地だそうです。
その後、一応山ですから頂上へ。標高は305mですが、意外に立派な道標がありました。


ご参加の皆さんお疲れ様でした。
本番の槍ヶ岳登頂までにはまだ数回のトレーニング山行があり、まだまだ上達するチャンスがあります。今回多少不安を感じた方でも大丈夫ですから、頑張って一緒に槍ヶ岳の頂上に立ちましょうね(^:^)

西穂 丸山

日程  2016年04月09日(土)~10日(日)
ルート 新穂高~西穂山荘~丸山のピストン

「雪山登山はじめ隊」の四回目として、西穂丸山に行って来ました。
今回の目的は、何といっても北アルプス穂高連峰の大展望を楽しむことです。その意味では2日間とも晴れて、たっぷり素晴らしい景色を見る事ができました。
写真はロープウェイの展望台から見た景色です。

実は出発後、高速道路が重大事故とかで通行止めになってしまい、諏訪~岡谷までは下道を走る事になり、当然ですが下道の渋滞もどんどん延びる始末。私は明るいうちに小屋にたどり着くのだろうかと心配でした。
結果的にはお客様がしっかり歩いてくれたので、16:30位には到着できてほっとです。夕食までにはまだ少し時間があったので、近場の斜面を使って雪上訓練をやる事ができました。

翌日は6:00出発。丸山まではほんの30分で、あっという間に到着です。稜線は今年の雪の少なさの証明のように一部土が出ていました。
 
この日も前穂や槍ヶ岳まで見る事ができて、皆さん大変喜んでいました。少し風があったので、写真だけ撮って小屋に戻り、もう一つの目的の雪上訓練(歩行・耐風姿勢・ビーコン捜索など)をしてから下山開始です。
途中、槍ヶ岳の初登者の一人の蕃隆上人さんの石仏などお参り後、ロープウェイ駅に到着。
ちなみに蕃隆上人さんの左手は槍ヶ岳の方向を示しているそうです。

帰りは平湯温泉で2日分の汗を流しました。今回は飛騨牛のランチ付きと食事も大変豪華でした。
行きに帰りの分までの渋滞をしたのか、帰りは実にスムーズで、渋滞も少なく新宿に17:00には到着できました。

ご参加の皆様お疲れ様でした。車中でお詫びしましたが、第1回目からご一緒して来たのに、最終回の至仏山は私用のためご一緒できず申し訳ありません。
でも、今までやって来た事で皆さんの実力は明らかに上達したのですから、自信を持って至仏山にトライしてください。
今度お会いできた時には、皆さんからの登頂報告を聞くことを楽しみにしています。

浅間山外輪山 黒斑山

日程  2016年04月02日(土)~04月03日(日)
ルート ①2日車坂峠~高峰山へのピストン
     ②3日車坂峠~黒斑山(中ルート)のピストン

「続・雪山登山はじめ隊」3回目として、黒斑山に行ってきました。この山は低山ですが、冬に行く山としては私のお気に入りの山で、仕事ですが個人的に楽しみにしていました。
集合場所が東京駅日本橋口で全く行った事がなく、到着できるか心配でした。新幹線~小海線と乗り継ぎ、車坂峠に到着後、ホテルに荷物を預けていざ出発です。
今回のテーマは、フカフカの雪の上をスノーシューで歩くというものですが・・・まあ予想はしていましたが、フカフカどころか何とか雪が残っている所をやっとスノーシューで歩いたといった感じでした。写真は高峰山の頂上ですが、日当たりが良いためご覧のように雪は全くありません。

時間もあるので、色々な講習やおやつなど食べて春?初夏?の山を楽しみました。

2日目は、ホテルの方のアドバイスで中ルートの往復に変更して(表ルートは雪が少ない)、黒斑山を目指します。
登りはトレーニングもかねて少しスピードを上げましたが、結構皆さん頑張って、遅れる人は1人もいませんでした。ほぼ私が予定した時間で黒斑山の頂上に到着しました。
浅間山の縞模様も見る事ができて良かったです。

下山も時間的に余裕があるので、講習や雪遊びなどしながらホテルに到着。ホテルで食事や入浴をしても時間が余ってしまうほど。ノンビリしてから出発し、行きと同様に小海線~新幹線で東京へ。
実は私ほとんど新幹線に乗る機会がなく、せっかくだから写真を撮ろうとしましたが、新幹線のスピードに追い着かず何枚も失敗して、やっと何とか1枚だけ撮れました。

新幹線カッコいいですね。(私やっぱり田舎者^:^;)

参加の皆様お疲れ様でした。今回は泊まりだったので時間的に余裕があり、沢山皆さんと勉強できたと思っています。
最終会の蝶ヶ岳まで後1カ月ですが、体調管理・体力トレーニング・軽量化など、まだできる事はたくさんあります。
同じ登頂でも、いっぱいいっぱいではなく余裕を持って蝶ヶ岳を楽しめるようにして下さい。
皆さんならきっとできるハズですから(^0^)