子供のスポーツクライミング教室

日程 2020年08月20日・21日・24日・25日
場所 神奈川県立山岳スポーツセンター及び秦野市クライミングパーク

夏休み後半に秦野市の主催で小学生を対象としたクライミング教室に講師としてお手伝いに行って来ました。
今回の教室は4回のシリーズで同じ子供たちが参加するので4日間でどれ程上達する楽しみです(^0^)

子供たちは全員で20名でいずれも地元の3年生から6年生までの男女の小学生で初めての子や結構登れる子など色々な子供達でした。使用する壁の高さは15mですが2日目までは内2本は10mまで、残り1本は終了点の15mまでの3本のルートを作り全員に全ルートに挑戦して貰いました。
初日15mのルートを完登できたのはほんの2~3人でした。2日目には大分慣れて来たのか完登者が結構増え数人に。3日目は全てを15mのルートにしてトライ。多くの子供隊が完登出来ました。た。本当に子供の成長にはびっくりです(*_*;

4日目には隣のボルダリング施設を使ってこちらの様な壁を使って仕上げです。


勿論全ての子供達が完登出来た訳では有りませんが全員が確実に成長は出来たと思います。
4日間特に外壁を使った3日間は本当に暑くコロナ対策と熱中症対策で子供達もご父兄の皆さんそして我々スタッフも中々大変でしたが今回の教室をきっかけにクライミングに興味を持ってくれる子供達が1人でも増えたら嬉しいです。
ビレーでズ~と上ばかり見ていたので首が痛かったですが(^:^:

このボルダリング施設は秦野市の大倉にあるので塔ノ岳などの登山の帰りも寄れますので良かったら是非行って見て下さい。

クライミングのスピード競技



日程  2020年08月23日(日)
場所  神奈川県立山岳スポーツセンター

私は神奈川県山岳連盟の指導委員会と言う部署に在籍していて色々な事業にも顔を出しています。
今回はオリンピックの種目で新しく決まったクライミングの中のスピード競技についての研修会に参加して来ました。スピード競技は日本では殆ど馴染みが無く施設もないので私も1度もやった事は有りません(^:^;
午前中は机上講習ですが参加者が多く密にならないように2箇所に別れて更にオンラインも使ってたっぷり3時間掛けてルールや安全管理等々の研修でした。

午後は日本でもまだ数少ないスピード競技専門の壁が秦野市の山岳スポーツセンター内に出来この壁を使っでの研修です。写真のこの壁は各大会を開ける正式な壁で高さは15mで2本ルートがセットされて勿論左右同じルートで作られていますが実はこのルートは世界共通なんです。

これを何秒で登れるかで勝敗が決まります。日本はボルダリングとリードクライミングは世界でもトップレベルですので東京大会でメダルが取れるかはこのスピード競技が鍵になると言われています。
写真の人はオリンピックの強化選手の人であくまでも我々に見せる為にも登ってくれましたがそれでも7~8秒で完登。

簡単そうに見えますがルートの難易度は11a位有りそれを10秒以内で登るとは信じられません😅因みに世界記録は男子で5.48秒・女子で6.99秒だそうですが日本もドンドン早くなってきているそうですので期待できるでしょう。

陸上の短距離走のようにタイムがはっきり掲示され勝敗が分かりやすいので見ていて楽しいです。但しレベルが違い過ぎて自分がやって見ようとは思いませんがそもそも今の私では上まで行けないかも😢。

皆さんも来年東京大会が開催出来たら是非見て見て下さい。その為にはコロナが収まり大会が開催出来る事を願うばかりです。

お花いっぱいの苗場山

日程  2020年08月05日(水)
ルート 祓川駐車場からの往復登山

梅雨明けと言う事で久しぶりに2000mクラスの山に行って見ようと言う事になり山岳会のカメラ女子のお付き合いで苗場山に行って来ました。
この山域は山スキーでは何度となく来ていますが雪のない時期は初めてです。
7:00に祓川の駐車場に到着平日にしては意外に車の数が多い。後で気が付きましたが日帰り以外にも頂上小屋で宿泊している登山者の車も有ったようです。
トイレや出発準備を済ませいざ出発。30分程スキー場内の舗装路を歩くと休業中の和田小屋へここからがスキー場に並行した形で登山道に入ります。

途中から木道も含まれ木々の高さも段々低くなった頃稜線までも後ちょっと。

冬だと小さい雪庇が出来る稜線を10分位歩くと神楽峰を通過して今度は100mほど降って行きます。
途中の雷清水と言う水場のお水は繊細な方は分かりませんが私の様に沢登りで鍛えて来た胃腸の持ち主には大変美味しくしかも冷たく甘くとても元気になりましたよ(^0^)

ここから数分でお花畑です。ここには何種類ものお花がいっぱいでした。写真はこの中のホンの1部ですが癒されます。
ナデシコとウスヨキソウ

ヒメシャジン
シモツケ

所がここからの200mの標高差の登り返しが中々のモノで1歩1歩確実に高度を稼ぎ30分程掛かりましたがここさえ頑張れば木道と池塘の楽園が待っています。
遠くまで見える白い花は全てワタスゲ。

ノンビリ木道を歩くと右上に有る道標を取りあえずパチリ。

すぐ下には頂上ヒュッテが有りますがコロナ対策で日帰り客は立ち入り禁止となっていましたがこれも時代で仕方ないですね。泊まり客ならもしもの時に履歴を追えますが日帰り客では無理でしょうから。

頂上で少しノンビリしてから下山開始。降りは早いかなと思っていましたが脚力が衰えているのと登りでは気が付きませんでしたが以外に足場もあまりよくありません。

駐車場には15:30到着で本日の行動時間約8時間・歩行距離13km・累積標高は1520mがGPSに記録なのでこんなもんでしょう。
日帰りの場合は横浜から往復500kmの運転も有るので結構大変かも?本当にお花が大好きな方が1泊してノンビリする方がお勧めですね。さすが花の100名山で花に余り興味が無い私でもそれなりに楽しめました。

※因みに写真は同行してくれたカメラ女子からパクった物です。私に写真のセンスは有りませんからそれにしても重そうな一眼レフを首にぶる下げて事あるたびにシャッターを切るマメさには頭が下がります。私には到底無理(^:^;