クライミングのスピード競技



日程  2020年08月23日(日)
場所  神奈川県立山岳スポーツセンター

私は神奈川県山岳連盟の指導委員会と言う部署に在籍していて色々な事業にも顔を出しています。
今回はオリンピックの種目で新しく決まったクライミングの中のスピード競技についての研修会に参加して来ました。スピード競技は日本では殆ど馴染みが無く施設もないので私も1度もやった事は有りません(^:^;
午前中は机上講習ですが参加者が多く密にならないように2箇所に別れて更にオンラインも使ってたっぷり3時間掛けてルールや安全管理等々の研修でした。

午後は日本でもまだ数少ないスピード競技専門の壁が秦野市の山岳スポーツセンター内に出来この壁を使っでの研修です。写真のこの壁は各大会を開ける正式な壁で高さは15mで2本ルートがセットされて勿論左右同じルートで作られていますが実はこのルートは世界共通なんです。

これを何秒で登れるかで勝敗が決まります。日本はボルダリングとリードクライミングは世界でもトップレベルですので東京大会でメダルが取れるかはこのスピード競技が鍵になると言われています。
写真の人はオリンピックの強化選手の人であくまでも我々に見せる為にも登ってくれましたがそれでも7~8秒で完登。

簡単そうに見えますがルートの難易度は11a位有りそれを10秒以内で登るとは信じられません😅因みに世界記録は男子で5.48秒・女子で6.99秒だそうですが日本もドンドン早くなってきているそうですので期待できるでしょう。

陸上の短距離走のようにタイムがはっきり掲示され勝敗が分かりやすいので見ていて楽しいです。但しレベルが違い過ぎて自分がやって見ようとは思いませんがそもそも今の私では上まで行けないかも😢。

皆さんも来年東京大会が開催出来たら是非見て見て下さい。その為にはコロナが収まり大会が開催出来る事を願うばかりです。