谷川連峰 仙ノ倉山 北尾根(敗退)

日程  2018年04月18日(水)~19日(木)
ルート 毛渡橋~バッキガ平~小屋場の頭~
            標高1400m付近で敗退

山岳会の仲間と谷川連峰の仙ノ倉北尾根と言う積雪期限定の雪稜バリエーションルートに行って来ましたが結論から言えば軟弱にも余りにキツい藪漕ぎに心が折れて敗退でした。(^:^;
天気予報を見て横浜を朝に出発。土樽駅に登山届を提出後。雨が小降りになるのを待って11:00位に歩き出しです。
林道を50分ほど歩いた所で何と渡渉する羽目に雪山で登山靴を濡らす訳にはいかないので仕方なく登山靴を脱ぎ素足で渡ります雪解け水の為水温が低い低い。
(この写真実は帰りの写真なんです。行きはもう少し水量が有った見たい。)


雨も殆ど止んで仙ノ倉が見えてきましたが遠いな(^0^)


尾根の取り付きには赤ペンキの印が有りますが素直に末端から登れば迷う事は有りません。
かなりの急登を4時間ほど掛かりましたが全体の3分の2は竹と石楠花の藪こぎの連続。東北の曲がり竹の藪こぎを思い出しましたが途中のイワウチワの花が心を癒してくれます。


16:00小屋場の頭に到着。ここで幕営ですが予報と違いガスガスです。

翌日は素晴らしい快晴の中5:45に出発。歩き出しはご覧の綺麗な尾根で期待が高まります。(実は良かったのはここだけでした。)


30分ほど行くと動物の足跡が写真ではわかり難いと思いますがこれどう見ても熊さんですよね。
恐らく昨夜か今日の朝お散歩していたようです。


その後またまた藪こぎとかなり微妙なナイフリッジを幾つか越えて行くと更に凄い藪が、しかも今回は長い。



これはどう考えても突破には40~50分は掛かりそう。更にその先にも何ヶ所か藪が見えています。
俺って藪こぎに来たんじゃなくて雪稜トハンに来たんだよな。ここで心が折れました。(@_@)”

天気はこれ以上ないと言う位の快晴で谷川方面も良く見えます。

力不足は間違い無いのですがそれ以上に最近お歳のせいか諦めが早いかも。
時間は有り余っているので地図を出して色々な山々を眺めてテント場でノンビリお茶を沸かして撤収後下山。
尾根の取り付き近くでかなりの人数のハンターとすれ違いちょっと話を聞くとやはり熊射ちだそうで、双眼鏡で丹念に探していました。
ハンターの方の話しだと例年ならこの橋の所は1mはまだ雪が残っているそうですが今日は積雪0cm。
ある程度は覚悟はしていましたがここまで藪こぎするとは思わず1ヶ月は遅かったようです。気持ちの良い素晴らしいルートの様なので来年は3月で再挑戦だぞ\(^:^)/