奥鬼怒 魚沢の沢登り

日程   2015年8月15日(土)~16日(日)
ルート  1日目 女夫渕駐車場~魚沢出合~源流付近のビバーク
      2日目 ビバーク地~奥鬼怒沼湿原~女夫渕駐車場

今月はツアーの仕事がいっぱいにも関わらず、仕事の合間をぬって山岳会の3人の仲間と沢登りに行って来ました。
夜出発が嫌いなメンバーや私の仕事の都合もあり、横浜を朝4:00出発です。さすがに渋滞もありませんでしたが、女夫渕温泉の駐車場はほぼ満車。私達の車は何とか停めることができましたが、びっくりです。

この沢は滑滝が有名ですが、滑滝も滝もとても美しい沢です(上段左右)。今回は初心者はいないので、皆勝手に好きな所を登っていきますが、安全のため1箇所のみロープを出しました。

稜線ギリギリの水がある所が、今夜のお宿です(写真中段左)。樹林帯なので、小さい焚き火で夕食の準備です(写真中段右)。夕食は野菜や肉の炭火焼きで、〆はベトナムのフォー麺でした。
夜はかなり雨が降りましたが、だいぶ上まで上がって来ていたので増水の心配はありません。ただ、本来下降ルートに使うつもりの赤岩沢のまき道が悪くなっていると思われ、また、たまには湿原観光も良いかということで、奥鬼怒湿原に向かうことにしました。でもこれが意外と長い。途中で、やはり赤岩沢を下りるべきだったかとちょっと後悔です。

やっとのことで湿原に到着です(写真下段左)。とても大きい湿原で、オマケにそれほど人がいません。湿原には多くの花が咲いていました。写真はその1つで、確かミヤマリンドウです(写真下段右)。
その後は、有名な加仁湯や八丁の湯などを通過してやっと駐車場。
ちなみに湿原前までの間で人に会ったのは、週末なのに沢で1パーティと登山道で単独の方1名のみでした。お陰で、とても静かでのんびりした沢登りを楽しむことができ来ました。