ルート 3日 桜台~オーレン小屋~根石岳~夏沢峠~オーレン小屋
4日 オーレン小屋~赤岩の頭~赤岳鉱泉~美濃戸口
富士山に登り隊⑤として八ヶ岳の硫黄岳を目指しました。結論から言えば台風の影響で強風を予測出来たので残念ながら硫黄岳の登頂を諦めました。
3日(月)
今回はバスで唐沢鉱泉入り口まで行きここから先はバスは通行止めなのでタクシーの乗り換えて桜台まで行きここから登山開始です。桜台に着いたのがもう12:00過ぎだったのでここで各自昼食。今夜のお宿のオーレン小屋までは1:30ほどで到着出来ました。
不要な荷物を預けて箕冠山から根石岳を目指します。途中すれ違った登山者の方が強風所か爆風ですとのお話。う~ん困ったな(^:^;
箕冠山までは樹林帯の為ほぼ無風状態。ここから根石岳のコルに出ると写真では分かりませんが結構な風が吹いていました。
私が先に行き風の弱い岩陰までお客様を連れて行き、遅れているお客様を更に迎えに行き全員クリヤー。
風が強い為当然と言えば当然ですが雲も飛ばされていて天狗岳も良く見えています。
帰りには安全の為一応スクラム歩行(本来は沢登りで急流を渡る技術)をレクチャーして実践したの楽勝。
お客様曰く風速30m位は有ったとのお話し。いやいやそれはちょっとオーバーでは?
せいぜい10m~15m位ではないでしょうか?それが証拠に私も添乗員さんも普通に歩いていましたかから^o^;
その後は夏沢峠経由でオーレン小屋に16:40に到着。この小屋は山小屋には珍しくお風呂に入る事が出来ます。また夕食には桜鍋(馬肉)が出る所として有名です。(写真撮り忘れました。)
m(__)m
夜は講習会や山談義をしたりして楽しみ20:00には解散。私はそれから天気図と1時間ほどにらめっこ。
本来ならまだまだ九州の先端にいる台風3号が時速45kmで関東に向かっています。
4日(火)
まず吹きさらしの硫黄岳のパスは即決出来たのですが来た道を戻るか?樹林帯の多い赤岩の頭経由で予定の赤岳鉱泉を目指すかです。皆さんが出発する6:00前に私が1人で様子を見に行き行けると判断。雨の中かなりの急登が続き皆さん苦しそうですが樹林帯の為風の影響はほとんど有りません。
途中イワカガミ群落が応援してくれます。
1:00ほどで赤岩の頭に到着。ここから赤岳鉱泉までも樹林帯が続きます。
9:00には赤岳鉱泉に到着。ここまで来れば一安心。おにぎりを食べて元気を出して長い林道歩きでしたが無事にバスの待つ美濃戸口に13:00に下山出来ました。
参加の皆様本当にお疲れ様でした。展望は見る事は出来ませんでしたがなんちゃって強風も体験出来たし、雨の中の長時間の歩行も経験出来た事はきっと皆様のこれからの山行にプラスになると思います。
また今回の添乗員のAさんはバリバリの山屋さんなので大変助かりましたし、小屋のご主人もアドバイスやご心配して頂きとても感謝です。私的には皆さんの将来を考えても良いツアーだったと思っています。(^:^)