真夏の山での冷たいうどん

 山での昼食は🍙やパンが多いと多いますがちょっとした工夫をして冷たいうどんはどうでしょか?そもそもこのレシピを思いついたのは奥様の食材のお買い物にお付き合いして暇なので店内をブラブラしていて見つけた永谷園の期間限定の冷やし塩すだち茶漬けを見つけた事です。

勿論お茶漬けでも良いのですが大の麵好きの私としては暑い夏には冷たいうどんが食いたい😍

そんな訳でのチャレンジです。ここにたどり着くまで多少の失敗は有りましたが結果は大成功です🙌。

(1)材料はこちら

①永谷園の塩すだち茶漬け②流水麵の稲庭風細うどん③乾燥わかめ④揚げ玉⑤韓国のり⑥チューブの生しょうが⑦テルモス(魔法瓶)に入れた冷水(適) 以上

(2)作り方

①乾燥わかめにテルモス冷水を入れて戻して置く

②流水麺の袋を開けテルモスの冷水を100cc弱(適当で良い)を入れた1~2分もみもみくっついていたうどんが簡単にバラバラになります。



③ばらばらになった流水麺を器に(山ではコッフェルに)移しお茶漬けの素を上から乗せる

④更にテルモス冷水を好みですが50㏄~100ccかけて少し混ぜ合わせる。

  (麺をほぐす時に冷水が多かった時はここで調整する。)

⑤好みのトッピングを麺の上に載せる(今回はわかめ・韓国のり・揚げ玉・ショウガ)

⑥最後のテルモスに残っている氷を乗せて完成です。

山でも実践して見ましたがとても簡単で数分で出来ますので暑い夏には最高ですよ😋

ポイント
①基本日帰り登山向けで流水麵は保冷剤入りの袋で持って行く事。写真の麺は2人前ですが喉越しが良いので私は食べられますが小食の人は半分にしてジプロックの入れ替えて持参。
②勿論、山に持って行く時はその他の食材も必要量を子袋に移して持参。
③気温やテルモスの種類によっては多少違うが氷はテルモスの半分位にして残りに水を入れると良いかと思います。(山用の性能の良いテルモスだと氷が解けず冷水が足らない。また性能がイマイチの物だと全部とけて氷が無い)
※バリエーションは無限に有ると思います。素麵・蕎麦・茹でたパスタ・勿論お茶漬けも
トッピングも自分の好きな物で色々試す楽しみも有りますので食欲の減退する夏山で是非試して見て下さい。(^o^)


大展望と高山植物の鳳凰三山

 日程  2022年07月31日(日)~08月02日(火)

ルート  7月31日  夜叉神登山口~杖立峠~苺平~南御室小屋(泊)

     8月01日  南御室小屋~薬師岳~観音岳~地蔵岳~鳳凰小屋(泊)

     8月02日  鳳凰小屋~燕頭山~御座石鉱泉

何年かぶりで鳳凰三山のゆったり2泊3日のコースに行って来ました。

7月31日

ゆったりコースと有って電車もあずさ3号で少しだけ家をゆっくり出られスタート地点の夜叉神登山口を10:30に出発。今回は私と添乗員さん以外は全部女性で7名のお客様です。夜叉神峠でランチタイム。北岳方面は少し雲がかかっています。

ランチ後少し歩くと☂がおいおい鳥海山に続きまたか?今日は許すけど明日はお願いしますよとブツブツ🥺。願いが効いたのか20分程で雨は止み後は湿気と雨具で汗が・・・

本日のお宿はこちらの南御室小屋さん16:00着。日曜日とあって私達以外は4人の登山者で全員で13人ととてもゆったりです。

天気はすっかり良くなったので全員外で夕食タイム。と言うのも小屋は現在改装中で食事の提供が出来ない為、朝夕共に自炊なのでお客様が少ないのかも?お湯だけ私と添乗員さんで沸かしてあげましたが後は皆さんそれぞれ好きな物を持って来ていて美味しそうに食べていましたよ。写真撮り忘れましたが私はハム・もろきゅう・とろろごはん・みそ汁でした。

8月01日

今日の行程はたっぷり余裕が有るのですが昨日の事も有るし展望が期待できる午前中に三山を登頂しておきたいので6:00出発。薬師岳の手前からはご覧の白峰三山がばっちりです。

反対側を見ると富士山も顔を見せてくれています。

お花も何種類も咲いていましたが私が解るのはトウヤクリンド・シャジン(色々)特にタカネビランジ(2食)は至る所に咲いていました。(写真下手ですいません。)

薬師岳から地蔵岳の間は素晴らしい大展望の縦走です。

薬師岳


観音岳



これから歩く稜線
オベリスクが良く見える場所でランチタイム30分(*´ω`)
更に賽の河原でオベリスク鑑賞で30分。時間が有るのでここに約1時間いた事になるがそれでも鳳凰小屋には12:20に到着。夕食までにはたっぷり時間が有るのでお昼寝タイム。
夕食はカレーでおかわり自由。小屋の方も若い人はたくさん食べろと進めてくれる。因みに我がグループの添乗員さんは普通盛り+大盛り+小盛りと3杯お代わりしていた。痩せの大食いとは彼の事か(^0^)

8月02日
今日は下山日それほど慌てる必要もないが温泉でノンビリしたいので6:15出発。本日も快晴なり。途中の富士見岩からは朝の富士山がご挨拶してくれました。
写真は撮りませんでしたが下山中は甲斐駒や八ヶ岳を見ながらの豪華な下山。
行程は順調に進み御座石の駐車場には10:50に下山。温泉では2時間たっぷりいて甲府駅へ。所が地獄は何とここ甲府駅で山は10℃代この日の甲府の気温は39℃まいりました🙇

参加の皆様お疲れさまでした。このコースは1泊2日でも十分可能ですが今回の様に天気にも恵まれノンビリ歩くのは本当に贅沢で最高の縦走ですね。私も何回も来ていますがここまでの好天と展望は2~3回しかないと思います。また足並みも揃っていて私も安心してご一緒出来ました。有難うございます。
またどこかでお会い出来る日を楽しいにしています。まだ夏山はこれからが本番です。沢山山に行って満喫して下さいね(^:^)



出羽三山と鳥海山

 日程  2022年07月24日(日)~26日(火)

ルート  24日 湯殿山(仙人沢ルート)・羽黒山(髄神門~合祭殿)

     25日 矢島登山口~七高山~鉾立登山口

     26日 月山八合目~月山~姥沢

2泊3日で東北の信仰の山と秋田富士の別名を持つ鳥海山に行って来ました。遠方の為東京駅を7時の新幹線で出発しましが最初の目的地の湯殿山の駐車場に着いたのは11:30。やっぱ遠いですね😀

7月24日

ここから奥の大切な所は写真撮影が禁止なのでこの写真が唯一。


参拝後チャーターバスにて1時間ほどの移動で今度は羽黒山に向かいます。

立派な滝や重要文化財の五重塔を見ながらひたすら石段を登ります。



その石段の数が約2400段程有りなめて行くと結構な大汗をかいてしまいます。

30分程登ると合祭殿に到着。1部改装中ですがなんか歴史を感じます。

ここからバスで道の駅などに寄り道をして18:00に今夜のお宿の鳥海荘へ到着。

夕飯も大変立派で美味しかったです。

7月25日
本日がメインの鳥海山へのチャレンジ日です。今日は長丁場なので宿を出たのは4:30(早いお客様は3:30起き)でバス移動で矢島登山口を5:00に歩き出しました。スタートはこんな木道で鳥海山はガスの中、オマケに☂まで。途中から晴と良いな🥺

ガスの中とは言えお花畑も一杯です。

雪渓の数カ所は織り込み済ですのでアイゼンを付けて貰いましたが濃霧が非常に濃く酷い時の視界が10m以下とお客様と離れる事が出来ずスピードダウン。このコースは雪渓上にポールはなく崖側の赤ペンキも時々見えなくなりGPSと経験と勘で久しぶりにまじめにルートファインディングをしました。(^o^;何とか雪渓と分る解る1枚で後はただ真白な写真ばかり。
それでも皆様が頑張って頂き鳥海山のピークの1つ七高山に10:45登頂です。
ここから怪しい岩場を濃霧のなか降り本来なら高山に行く所ですが行った所で何も見えないのは間違いないし下山時間を考えるとお客様には申し訳有りませんが諦めて頂くしかないので説明して承諾を頂きました。大物忌神社にお参りして下山開始。


下山コースはメジャーなコースなので歩き易く平日でも多くの人とすれ違います。またこちらは神様からの頑張ったご褒美か?お花畑だらけです。


下山口まで後1時間と言う所まで降りて来ると何と晴れているではないですか?
下山してドライバーさんに聞いたら町は1日中は晴れていたそうです。まあこれが日本海側の山ですからだからこそあのお花畑が存在しているのかも?
下山口に到着したのは17:30本日の行動時間は12時間30分皆様頑張って歩いて頂け感謝です。持論ですが高山に行っていたら更に1時間から1時間半はプラスになるので判断は間違ってはいなかったと思います。(バス移動を考えると宿には20:00を過ぎてしまっていたかも?)
7月26日
昨日の疲れは多少は残っているとは思いますが皆さん結構元気で最終日の月山へ。
今日は天気も良く行動時間も昨日に比べれば約半分で降りはスキーリフトを使うので楽ちん登山です。月山八合目駐車場を9:00出発。気持ちの良い湿原の中を散策しながら木道を歩きますが勿論こちらもお花畑です。
12:20の月山頂上神社に到着。全員でお祓いをして貰い少し先のお社へ。ここは唯一屋根に投銭をして良い所だそうで全員チャレンジしましたが誰も成功はしませんでした。因みに成功すると願い事が叶うそうですよ(笑)
写真は神社を過ぎた所でのお弁当タイムの所からの月山頂上と神社の写真です。
月山の下山路にも可愛い雪渓は残っていましたが問題なく通過。むしろ暑い暑い(^o^)
最後に結構長いスキーリフトで駐車場には15:30到着で今回の登山は無事終了です。

※参加して頂いたお客様は本当にお疲れさまでした。感想は色々有るとは思いますが今回がザ東北の登山だと思います。良い思い出になったなら良いのですが?
最後に全員怪我も無くリタイヤ者も無く無事に下山出来たのはひとえに皆様のお陰で感謝申し上げます。有難うございましたm(_ _)m