富士山麓 鉄砲木の頭

日程   2015年10月25日(日)
ルート  ハイキングコース入り口~パノラマ台~鉄砲木の頭~
      三国峠~三国山~三国峠

山中湖近くにある鉄砲木の頭という富士山の展望台として有名な低山に行って来ました。
当日の天候は最高で富士山はバッチリ、ススキと紅葉も調度見頃でした。当初、東京でも木枯らし1号が吹くというこ とで強風が心配でしたが、頂上でも大した風は吹かず、実に暖かい中でのハイキングとなりました。

今回のテーマは、ザックの背負い方と登り方・降り方です。地味な内容ですが実はとても重要で、特に登り方・降り方は(歩行技術と言います)、これから難易度の高い山を目指すためには一番重要ですし、山登りのすべての基本だと思っ ていますので、これからも何回も繰り返し勉強していくつもりです。
お客様からは、説明がわかりやすいとお褒めの言葉もいただきましたが、同時に、理解できるのと実践できることとは違うので、とも言われました。まさにその通りですので、実践できるようになるまで頑張りましょう。

三国山では少しですが、周りを見る訓練や少しでも歩きやすい場所を選ぶ訓練(ルートフィデングと言います)もしてもらいました。行程が短いこともあり、講習に時間を掛けることもできたのが良かったと思っています。
お客様も快晴の中、気持ち良くハイキングもできましたし、今回は私が作ったお菓子も多めにあったので、ラッキーでしたね。(^:^) また、勉強に夢中で写真を撮り忘れたので、下の写真が唯一の写真です。
このシリーズは結構長いので、またお会いすることもあると思います。その時は宜しくお願いします。

丹沢山麓 辺室山

日程   2015年10月24日(土)
ルート  土山峠~辺室山~物見峠~煤ヶ谷

「丹沢探検隊」という丹沢の東から西にかけて繋げて歩こうというツアーで、前回下山口だった土山峠から辺室山に行って来ました。
天候は気持ちの良い晴れで、歩くにも調度良い気温でした。このコースはめったに人に会うこともなく、今回も2~3人と登山者とすれ違った 程度でした。
但し、このコース全体に言えることですが、展望がほとんどありません。それでも、日が差し込む所の緑は中々綺麗でした(写真左)。

今回は、新作のお菓子を用意してあったので休憩時(バスの中でも宣伝してしま いましたが)にお披露目しようと思って、ザックの中から出そうとしたら、ない!ない!ない!いくら探してもありませ ん。携帯を見たら、私の奥様から「お菓子がテーブルの上に置いてあるけど大丈夫?」とメールが来ていました。 (^:^;
初めての失態です。お客様には平謝りでした
ちなみに、これが持って行こうとしたお菓子の写真です(写真右)。かえって怒られるかな?(^:^)。生キャラメルをイメージして作ったモノです。次回は倍持って来ます!と約束してしまいました。

昼食後、次回の鎖場が多い大山三峰山の時に少しは役に立つかもと思い、ロープで模擬鎖場を作って、鎖場の注意点などの勉強をしました。本番で役に立つと良いのですが?

物見峠からのコースも、あえてトラバースルートは通らず、大山三峰のアップダウンのコースの練習にと急登のコースを選択し ましたが、こちらは皆さん難なくクリアーです。その後は比較的歩きやすい登山道を通り、煤ヶ谷に全員無事下山できました。参加の皆様、お疲れ様でした。

次回は鎖場も多く、行動時間も長めのコースなので、体調を整えて来て下さ い。決して楽なコースではありませんが、歩き通すことができれば、大変な充実観と自信に繋がると思います。

上州 榛名富士 ②

日程   2015年10月17日(土)
ルート  榛名湖ビジターセンター~榛名富士~ゆうすげ元湯

先月に続き、2回目の榛名富士に行って来ました。関越道の車両火災による渋滞情報があり、ドライバーさんの的確な判断で東北道から圏央道や一般道などなどを使って現地に到着。ドライバーさんお疲れ様でしたm(__)m

お陰で渋滞はありませんでしたが、遠回りした関係で1時間ぐらいの遅れで出発です。天気予報は当初は雨でしたが、段々良くなり、晴れ間も出てくるほど回復して来ました。
頂上からの展望は、榛名湖(写真左)や近くの紅葉は良く見えましたが、富士山を始めとした遠くの山々は見えず、今回も看板で我慢です(写真右)。

今回、登山が初めてというお客様もいましたが、今年の富士山登り隊の卒業生の方もいて、全体のレベルは高かったと思います。前回少しだけ苦労した下山路も、今回は私自慢のお助け紐を活用して難なく通過。実に順調なツアーだったので、会社への報告書も書く事が少なくとても楽でした(^:^)
1回目でこのレベルであれば、これから色々な技術を身に付けていけば、最終目標の燕岳は皆さん十分行けると思います。ぜひ皆さん一緒に燕山荘のテラスで、山々を見ながら生ビールで乾杯しましょう。

※おまけのデータ
自称晴男と言っているので、本当か報告書を確認してみたら、今年の5月~前回までで晴れは75%、曇りが11%、雨が14%でした。梅雨時期も含んでいるので、これなら晴男とこれからも言っていこうかな(^:^)

丹沢 鍋割山(グルメ登山)

グルメ登山という企画で、地元丹沢の鍋割山に行って来ました。
集合も渋沢駅集合、解散が新松田と、私には好都合のツアーです。
今回のお客様は体力もあり、その証拠に鍋割山荘にボランティアで上げた2Lのペットボトルは20本以上でした。

当日は快晴で、富士山(写真左)はもちろん大島や伊豆半島までばっちり見えました。晴男更新中ですし、今年一番の快晴だったかもしれません。
このツアーの目玉の「鍋焼きうどん」(写真右)は大変美味しく、晴天との相乗効果でいつも以上に美味しく感じました。ただし、この晴天のお陰で大変な混雑。約1時間待ちで、結局食べる時間も入れて1:40も頂上に。
この時期、日が落ちるのが早いのでちょっと心配もしましたが、登りの様子からまず大丈夫と判断して、あえて慌てて食べることはしませんでした。
そう言えば、ヘッドランプの確認をし忘れました。この時期は暗くなるのが早いので、もし持って来ていなかった方は、次回からは必ず持って来て下さいね(^:^)

下山路に使った寄に降りるルートは、少し長めでしたが人も少なく比較的歩きやすいので、とても良かったと思っています。なんたって,
【たっぷり歩いてグルメ登山】ですから。

11月には、明神ヶ岳~金時山で「煮込みおでん」というツアーもあるようです(私の担当日は平日なのでまだ未定ですが、催行になれば待ち時間は少ないかな?)。今回参加のお客様ぐらいの脚力があれば大丈夫かと思いますので、週末も含め参加を検討してしてみてはいかがですか?

またツアーの企画者担当者には、私のB級グルメの知識を生かして候補地のアドバイスしておきましたので、またいつか楽しく美味しいツアーでお会いできると良いかと思っています。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。m(__)m

谷川岳 幽ノ沢 V字右ルート
   (アルパインクライミング)

日程    2015年10月7日(水)
ルート   谷川岳幽ノ沢V字右ルート
メンバー  O君と私の2名

快晴と紅葉の中、贅沢にも平日のアルパインクライミングに行ってきました。15歳も年下のクラブの後輩から2年越しに頼まれていましたが、昨年は悪天のため中止。今年、やっと約束を果たすことができました。(^:^)

谷川岳ロープウェイ駅に23:00に到着。明日は3:30起きだが、それでもいつも通り軽く入山祝いをして就寝(睡眠時間3:00。さすがに眠い)。
駐車場を4:10に出発して幽ノ沢には5:40到着。朝焼けに光る幽ノ沢(写真上段左)が、「よく来たね」と言っているようです。沢の途中から見えた幽ノ沢(写真上段右)のほぼ中央に見える壁が、今回登るV字ルートです。
今回は、少し邪魔にはなりますが沢靴を持って行ったので、大滝も含みロープを出さずに済みました。カールボーデン手前でクライミングシューズに履き替え、取り付きに到着です。
写真(中段左)は今回のパートナーのO君。クライミング自体は実に順調です。トップも、偶然ですが美味しい所(核心部)も公平に当たりました。写真(中段右)は6ピッチ目でトップを交代した私。
その後もクライミングは順調で、終了点に12:00ぐらいには到着。登攀時間は約3:30で、好天に恵まれ最高のクライミングが楽しめました。
終了点では、腹ごしらいや素晴らしい紅葉を楽しみ過ぎて、1:00ほどノンビリしてしまいました。その後、結構悪い石楠花尾根を1時間ほど登り、堅炭尾根に出ました。写真(下段左)は因みにクマではありませんから。(^:^;
下山ルートの堅炭尾根から見た堅炭岩周辺は、調度紅葉の真っ盛りでした(写真下段右)。
駐車場への道のりは意外に長く、着いてみれば17:00。本日の行動時間13時間。O君お疲れ様でした。O君も大満足だったそうです。(^0^)

ポイント

前に来た時よりもルートは整備されていて、新しいハンガーの支点があり安心感がありました(但し中間支点は少ないです)。今回は沢の間は沢靴を使用して、とても楽でした。特に沢慣れしていないメンバーがいる時は、有効だと思います。石楠花尾根は、冷静に踏み後を探しだすことが重要です。下山も意外と時間がかかるので、のんびりしないでさっさと降りるのが正解です。(笑)

尾瀬 至仏山

日程   2015年10月3日(土)~4日(日)
ルート  1日目 鳩待峠~山ノ鼻~尾瀬ヶ原の散策~山ノ鼻
      2日目 山ノ鼻~至仏山~小至仏山~鳩待峠

春から登山教室の最終回として、尾瀬の至仏山に行ってきました。前回の木曽駒ヶ岳の時は晴男の面目丸つぶれだったので、今回は頑張りました。結果は、まあまあ80点位でしょうか?

1日目
この時期にしては出発時間が早かったのが良かったのか、それほどの渋滞にも巻き込まれず、11:00位には鳩待峠に到着しました。今日は行程に余裕があるので、添乗員さんが教えてくれた「マユミ」ちゃん(赤い実の植物)を探しながらノンビリ歩いて、山ノ鼻へ到着です。ビジターセンターで見たら、この「マユミ」ちゃんは2人(2種類)いるそうです。確かに、来る途中見ました。
不要な荷物は小屋に預け、尾瀬ヶ原の散策に出発。少し歩くと木道から燧ヶ岳が良く見えます(写真上段左)。また、目的の1つである草紅葉も始まっていて、池塘と相まって実に綺麗でした(写真上段右)。
小屋に戻ってから夕食まで、皆さんとお茶会?をしました。今回のおやつは餃子の皮で作ったピザをお披露目しましたが、うっかり写真を取り忘れましたm(__)m
最終回ということで、おまけでミニフルーツ盛も作ってみました(写真下段左)。

2日目
今日は、標高差が800mある至仏山への登りからスタートです。この時期は、登りのみの一方通行なのですれ違いはないのですが、朝露のため木道が良く滑るうえに、先日の大雨の影響でしょうか結構壊れていたり斜めになった木道も多く、苦労して登りました。でも、途中から見る草紅葉の尾瀬ヶ原はとても綺麗でした。
何とか頑張って頂上に着いたのですが、残念ながらガスの中(晴男-20点)。風もあり早々に下山。でも少し降りると、また晴れ間が出ます。下山中には小至仏山も顔を見せてくれました(写真下段右)。
下りは意外に長かったですが、15:00には鳩待峠に全員無事に到着。

皆さん本当にお疲れ様でした。バスの車中でも話しましたが、今回は皆さんのご協力でリタイヤする人もなく、全員同じ行程をこなすことができました。そして、皆さんは自分の足で登り、降りてきたのです。これは紛れもない事実なので、自信を持ってこれからも楽しい登山をしていただけたらと思います。
皆さんとまたどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
では。では。