アカヤシオと岩峰の鹿岳

日程  2019年04月19日(金)
ルート 大久保集会所登山口~マメガタ峠~鹿岳(二ノ岳)
     ~鹿岳(一ノ岳)~高原登山口

今年新しく担当している剣岳登り隊と言うシリーズの6回目として西上州に有る鹿岳に行って来ました。
この山”かなだけ”と呼ぶそうです。この山を含め西上州には、まだまだ面白い山が沢山有りそうなので個人的にも暫く通ってみようかなと思っています。

登山口まで、幾らバスが中型とは言えここまで狭い道を行くかと言う場所まで入って頂きさすがプロは違うなと関心と感謝です。
集会所を9:30に出発、暫く行くと沢沿いの登山道になり1時間ほどで写真のマメガタ峠に到着。


ここは四ッ又山との分岐で時間的余裕が有れば両方縦走したい所ですが我々は架け替えの練習に来ているので鹿岳で我慢我慢。
更にやや急登を登るとアカヤシオがほぼ満開でこれから登る鹿岳とセットでパチリ。


約1時間ほどで一ノ岳と二ノ岳の間のコルに11:40に到着。そうなんです、この山は先ほどの写真で分かるようにラクダのコブのように2つの岩峰から成り立っていて名前の由来は諸説有るようですがどれが正解かは不明?
お客様にはここのコルで昼食を取って貰う間に先輩講師と2名でロープのセットへ。
12:05にまず二ノ岳を目指します。ちょっと分かり辛いかも知れませんが遠くに見えるギザギザの山は妙義山でこちらもアカヤシオと合わせて撮って見ました。



12:35二ノ岳頂上に到着お決まりの1枚を。


この後は1度戻り今度は一ノ岳へこちらはロープはセットしないでお客様を信じて13:15登頂。

その後は高原登山口に向って下山して行きますが途中の斜面には私でも分かるエイザンスミレを見る事が出来ました。
15:00前には全員怪我も無く駐車場に到着。

今回はお客様11名でスタッフが3名の体制でまたお客様のレベルも高く安心してツアーを終了する事が出来有難うございました。
段々剣岳が近づいて来ましたが体力トレーニングをしっかり実施してくださいね。
話は変わりますが私は帰りの道の駅で買って来たタラの芽と椎茸美味しかったですよ(^:^)

富士山と桜が見事だった岩殿山

日程  2019年04月17日(水)
ルート 岩殿山登山口~ふれあい館~岩殿山~稚児落し~浅利登山口

大月近くに有る岩殿山に行って来ました。
今日も平日なので新宿から1時間半ほどで到着して9:30過ぎには歩き出す事が出来ました。
歩く事20分ほどでふれあい館が有る公園に到着、写真がこれから登る岩殿山と桜です。


頂上手前の富士山が良く見える広場からの本日の富士山はこんな感じ。


本当の頂上は電波塔が有る程度のなのでイマイチですが一様頂上を踏んで先ほどの広場に戻りお弁当を少しだけ食べて貰いました。今日のお弁当はこちら有りがちな揚げ物は無く特に菜の花がポイント高かったです。


少し戻り鎖場の有るコースとの分岐で稚児落し方面へ。鎖場はステップも切って有り問題は有りませんが三点支持の復習を含め登り方の説明をしてから皆さんにはチャレンジして貰いました。鎖場は約20m位でしょうか?兜岩方面が通行止めになってしまった今は唯一の岩場となってしまい。ちょっと物足りない位です。

兜岩に行く手前にはロープが張って有り通行止めなので右に続く巻き道を行きますがこの巻き道が以外に曲者なんですよ(^:^;
昨年は雨の後だった事も有りお客様が滑りまくり大苦戦した思い出が有ります。
今年はと言うとある程度足場が削って有りかなり降り易くなっていましたがそれでも所詮岩場とは違い土に掘った足場なのでいつまで持つ事やら?
お客様には余りロープを頼りにしないようにアドバイスをして全員無事に通過それでも結構時間は掛かりました。
巻き道を通過後高圧線の鉄塔で一休憩してから写真の稚児落しへ。


写真の上部に白い線の様に見える所を歩くのでお客様には崖に寄らない様に何度も注意しましたが反対側から見ると私のくどい注意も納得かな?
稚児落しからは30分ほど歩き14:30に登山口に無事下山。

今回は岩場のコースにしてはやや人数が多かったですが平日と言う事も有り順調に行程をこなす事が出来ましたのはお客様の協力のお陰と思っています。有難うございました
このステップアップの登山教室は色々な分野の登山技術の習得が目的の1つとなっています。今回のような岩場の技術も将来北アルプスの縦走などにチャレンジする時には必ず必要となる技術なので定期的に練習する事をお勧めします。お疲れ様でした。m(_ _)m

足腰の神様・子ノ権現と精進料理の竹寺

日程  2019年04月16日(火)
ルート 吾の駅~子ノ権現~豆口峠~竹寺~小殿

初夏の様な気温の中、奥武蔵の子ノ権現に行って来ました。
平日と有って道路も順調でしかも吾の駅の少し先の橋まで行って頂けたので10:00に楽チンスタートです。
車道を少し歩き浅見茶屋を過ぎた先から登山道になります。
ゆっくり登って2時間弱で子ノ権現に到着。お出迎えは仁王像で写真ではお一人ですが実際には左右にいて二人います。


少し上には子ノ権現のシンボルの1つ大わらじ。



お花も調度満開でした。


足腰の神様なので登山者にとっても大切な神様なので皆さんとしっかりお参りを済ませましたが時間も時間なのでもうお腹中が大分空いてきています。(^:^;
豆口峠を通過して竹寺には13:30到着,もうお腹はペコペコ。名前の通り美しい竹林です。


お食事は写真の様な料理です。


エ~量が少ないって心配しないで下さい。これはお料理の1部で順番に出て来ますから(^o^)
ちょっと残念だったのは今年は後半の寒さのせいで筍の成長が遅れていてまだ出て来ていない為、筍ごはんでは有りませんでした。
今回のお客様には申し訳有りませんが私来週も来るのでその時は筍ごはんかも?^:^
1時間ほどゆっくり食事をして14:30に出発。約1時間ほど歩くと下山口の小殿へ到着です。

参加の皆様、素晴らしい天気の中、気持の良い登山と美味しい料理を堪能頂けましたでしょうか?私も皆様のお陰で楽しい1日を過ごす事が出来有難うございました。

アクシデント続きの 西穂丸山

日程  2019年03月30日(土)~31日(日)
ルート 新穂岳R/W駅~西穂山荘~丸山までのピストン登山

私のツアーガイド人生の中で今回思い出に残るツアーとなった西穂丸山へ行って来ました。

30日

アクシデント①私は八王子からの途中乗車の為横浜線で移動中、津田沼駅でストップ。アナウンスによると東神奈川付近のポイント故障の為全面運休。
私の乗っていた電車は何とか各駅で何分間ずつ停まりながら八王子に着いたのはスーパーあづさが発車する5分前。
いや必死でホームを走りギリセーフ30分以上前に着く予定だったので助かりましたがお客様の中には残念ながら間にあわずキャンセルとなったお客様もいたようです。

アクシデント②今度は乗ったスパーあづさが踏み切りの安全確認で15分遅れで松本に到着。でもこんなアクシデントは可愛いものだったの事を翌日嫌というほど知らされます(^:^;

新穂高R/W西穂登山口駅に14:00到着その後順調に1時間半ほどで西穂山荘に無事到着出来ました。写真は途中に有る非難小屋でや周りの景色で積雪量が十分に有るのが解かるでしょうか?






31日

朝7:00に小屋を出発写真でも分かる様に外はホワイトアウト状態。


稜線は強風なのは分かっていましたが丸山までは片道30分程なのでお客様には頑張って頂き全員登頂。
風は風速20m位は有ったかも?丸山にいたのは1~2分程度勿論写真など撮れる状況では有りません。
小屋に戻りR/Wに向って下山を開始するが小屋の情報では現時点ではW/Rは強風の為停まっているとの事、まあ運が良ければ到着までに動き出しているかもと期待して9:30R/Wに到着。

アクシデント③到着してもまだR/Wは動いていませんが今日の行程はかなり時間的余裕が有るので大丈夫と余り気にしていませんでした。
それがドンドン時間は流れ11:30までに下に降りれれば少し入浴時間や食事時間を削れればまだ大丈夫と余裕。
しかしながらそれからも動かず次は13:00までに降りる事が出来れば電車には間に合うか?
現実にR/Wが動いてのは14:10動くのが決った瞬間歓声があがりました。実に4時間40分頂上駅でカンヅメになっていた事に・・・
それでも本来なら8分位の乗車時間のはずを強風の為実に30分掛けてR/Wはゆっくりゆっくり降りて行きます。R/Wの方には本当に感謝です。m(_ _)m
また我々の事を6時間待ち続けた頂いたバスのドライバーさんに申し訳ない気持で一杯でした。

当初予定していた電車には乗る事が出来ないので切符の取り直しで逆に入浴時間は確保して松本駅に何とか到着。
アクシデント④駅で少し時間が有ったので各自自由夕食へ。暫くしたら添乗員さんから連絡が有り取り直したはずのあずさに諸事情で乗れない事が解かり更に切符を取り直し松本駅を出たのは20:10写真のあずさは我々が乗ったあずさで廻りは闇の中。



私が自宅に着いたのは日付も変わった0:15本日の行動時間(?)は約18時間いや疲れました。そしてご一緒したお客様本当にお疲れ様でしたと同時にご迷惑をお掛けしましたm(_ _)m私同様にいろんな意味で忘れる事の出来ないツアーになったでしょうね