足利100名山の仙人ヶ岳(下見)

 日程  2023年12月07日(木)

ルート 猪子トンネル東登山口~猪子山~仙人ヶ岳~生不動尊~岩切登山口

9日にツアーが有るのですが諸事情でギリギリになってしまいましたが下見に行って来ました。

横浜を3:30に出発。少し仮眠は取りましたが夜中なのにたっぷり3時間掛かり、車は少し離れた所に置き20分程歩いて写真の猪子トンネルの登山口を7:30出発。

平日で単独と言う事も有り熊さんには出来れば会いたくないのでダブル熊鈴でスタート。
8:25猪子山に到着。天気は快晴で段々気温も上がり一汗かいてしまいました。
遠方の紅葉もそこそこ綺麗ですが稜線上は細く両側が切れ落ちている所が続き要注意です。
こちらが有名な犬帰りの岩場で最初の足場が小さくお客様が苦労するかも?
余り良いとは言えませんが一応巻き道も有りますがそこそこ急な下りです。
お客様がどうしたら楽に登れるか足場の確認の為往復したり、巻き道も行って見たりしたのでここで30分程ロス時間が掛かってしまいましたが下見なのでここは重要。
熊の分岐を10:10に通過。ここから仙人ヶ岳までは約20分掛かり10:30にやっと仙人ヶ岳の頂上に到着。ここではノンビリと景色とランチを楽しみました。

熊の分岐に戻り岩切登山口への下山開始ですがスタートは結構な傾斜でロープは有りましたが落ち葉のオマケつきで滑りそう(^o^;
急斜面の下りが終わると沢沿いを降って行きますがこれって一応”橋”??
生不動尊には11:25に通過。
12:00丁度に岩切登山口に下山出来ました。本日の行動時間は4時間半でしたが、頂上でのランチタイムの15分以外には休憩はしていません。ツアーでは恐らく6~7時間位はは掛かると
思うのでヘッドランプを使わないうちに何とか下山したいな~😅




45名のお客様が頑張った扇山

 日程  2023年12月3日(日)

ルート 犬目登山口~扇山~梨の木平登山口

0から始める登山教室3回目として扇山に行って来ました。今回は何とバス2台でお客様は合計45名と言う大所帯でどうなるんだろうと不安一杯のツアーでした。

スタッフは講師2名・添乗員さん2名でしたがもう1人の講師の先生は素晴らしい山歴を持つ私の大先輩でお付き合いはもう35年以上で"あうんの呼吸"もばっちりなので何とかなるかな(^:^;

横浜を7:30に出発、日曜日だと言うのに高速はとても順調。9:30には登山口に到着出来ました。ストレッチなどは一緒にやりましたが打ち合わせ通りに先輩のグループは先に出発。私のグループは靴ひもの結び方・ザックの背負い方などの講習をして約20分遅れでスタートです。

登山中の紅葉はそれ程でも有りませんがそれなりに1枚はパチリ。

歩行技術の講習などしながら12:00少し前に扇山頂上に到着です。

勿論、頂上からも富士山見えたのですが少し雲が掛かってしまいちょっと残念な写真に。
先輩のグループは20分程前に到着。丁度ランチタイムを済ませ、スタート時に出来なかった講習をして出発して行きました。
その後もこの時間差を維持して下山。お陰で他の登山者ともすれ違いで迷惑を掛ける事も無く、下山口にある2つしか無いトイレでもトイレ待ちのロス時間は0でした。
工夫で何とかなるもんですね😀


下山後はリニューアルした♨マークが可愛いやまなみ温泉で汗を流して横浜には18:30に到着出来ました。参加の皆様お疲れさまでした m(_ _)m

紅葉最盛期と鎖場いっぱいの裏妙義

日程  2023年11月25日(土)

ルート 旧国民宿舎~丁須の頭~三方境~旧国民宿舎

山岳会の後輩が誘ってくれたので久しぶりに裏妙義に行って来ました。朝発と言う事で横浜を5:00には出発、さすがに道路は空いていて8:00過ぎには写真の旧国民宿舎に到着。

暫く林道を行き三方境との分岐からは落ち葉ラッセルなどしながら楽しく進んで行きます。

最初の目的地の丁須の頭には10:00過ぎ位に到着。皆は突端に登っていましたが私は他の単独の登山者と話があったのでパス。突端からの景色はこんなだったそうですよ。😀
一カ所20m程のチムニーの下りが有り今回のメンバーなら問題は無いのですが念の為、私が確保の準備をして皆にはお助け紐で降りて貰いました。
次のポイントは鎖のトラバースルートで難しくはないのですが落ちたらアウトです。
記憶力の悪い私でも良く覚えておるインディジョーズの映画に出て来そうな場所はこちら。

  鎖は前よりは新しくなっていました。



鎖場はまだまだ続きます。
鎖場の後は浅間山の展望が迎えてくれます。
”ばえる”写真と言うのでしょうか? 確かに💛見えるけど?
三方境からは関東ふれあいの道になるので歩きやすくまた紅葉が最盛期の様です。



紅葉を見ながら14:00位に出発した旧国民宿舎に全員無事下山出来ました。
雑感
今回は素晴らしい紅葉とハイグレードハイキングを楽しむ事が出来仲間に感謝です。私達は本チャンをこなす一応なんちゃってクライマーですが安全の為ヘルメットは勿論、ハーネスにデイジーチェーンとカラビナを付けそれを鎖に掛け安全確保をして今回の山行を楽しみました。勿論好みですから自由ですが自分や家族の為にもしっかりした技術をもって山を楽しんで行きたいと思っています。



色々な経験が出来た悪天の那須三山

 10月6日に朝日岳で4名の登山者が亡くなると言う最悪の遭難事故が有りとても残念です。心からお冥福をお祈りいたします。

この事故の前日に私達も朝日岳~三本槍の縦走に行っていて5日の午後から天気が急変してかなり苦戦しましたが何とか全員無事に下山出来ました。6日の事は良く分かりませんが5日の午後も雨風も強く気温も7~8℃と言う気象条件でした。

日程  2023年10月4日~5日

ルート 4日 那須ゴンドラ頂上駅~茶臼岳~牛ヶ首~姥ケ平

       ~山斗小屋温泉(宿泊)

    5日 山斗小屋温泉~隠居倉~朝日岳~隠居倉~三本槍

       ~マウンテンジーンズスキー場

105

那須ロープウェイ頂上駅から11:15雨の中出発、茶臼岳には12:00過ぎには登頂も視界0、今回は避難小屋手前から牛ケ首~姥ケ平を経由して三斗小屋温泉へのルートを行きます。

霧の切れた一瞬まだ少し早い紅葉はこちら。それでも所々で紅葉は始まっていました。


こちらはシラタマノキの花だそうです。


雨の中暗い感じの歩き出したが3名のムードメーカーのお客様のお陰も有り15:45三斗小屋温泉の大黒屋さんに到着です。

乾燥室もあるので雨具など乾かしていざ温泉に。いつもながら良いお湯でした。平日で天気も悪かったお陰か新館の方は私達で貸切状態でした。写真の朝食を頂いて7:00過ぎにスタートです。

写真の源泉を通過して隠居倉には8:30に到着。

この時点では快晴とは行きませんが視界は十分に有り昨日登った茶臼岳や朝日岳も良く見えます。

三本槍との分岐で希望のお客様は自己責任ですがザックをデポして朝日岳に向かいます。
9:50に2座の朝日岳に無事登頂出来ました。

分岐まで戻り三本槍に向かいますが、北温泉との分岐で下りが心配なのでここで待機したいと言うお客様がいました。確かにこの時点では気温はやや低いが天気は比較的良くお客様の気持ちも分かりますが午後から風が強くなる事は予報で確認済みだったので隊を分けたくないと説得して全員で頂上を目指す事にしました。実はこれが正解で20分もすると雨も降り出し一気に悪天に!もし待機していたらたとえツエルトやガスバーナーを渡しても私達が戻る
までの時間に低体温症になっていたかも知れません。
(低体温症になる条件、濡れ・気温10℃以下・風10mと言う条件は全て揃ってしまっています。)
12:00丁度に三座目の三本槍に登頂。頂上付近は雨の上、15m~20m位の風が吹いていました。少し下がった風の弱い所で少しだけ休憩して下山開始です。
これ以降の登山中の写真は有りません。このルートは何度も来ていて下山路の中の大倉尾根と言う稜線を行く為、何処が風が弱かったか、どこが風の通り道だったか頭の中でグルグルと考え写真どころでは有りません。休憩が多ければ体温は下がりますがかと言って早く歩いてはついて来れない可能性も有りお客様がついて来れるギリギリのスピードで少しでも風の弱い所はかなりゆっくり歩いて調整。安全と思われる樹林帯に着いた時はホットしました。所が今度は添乗員さんから強風の為ゴンドラが止まるかもと言う情報が・・・
15:00全員無事にスキー場に到着。ゴンドラも減速はしているようでしたが何とか動いていて助かりました。
今回1番頑張ったのはお客様で皆さん本当に良くあの悪天の中歩いて頂き感謝です。そして参加者の皆さんの団結力も無事下山に繋がったと思います。天気予報も私の予測も風が強くなるのは15:00位と考えていて十分安全地帯に着いている計算でしたがここは大いに私が反省しなくてはいけないと思っています。申し訳ありません。m(_ _)m
最後に駐車場に着いた時,皆良く頑張ってねと写真の虹が迎えてくれました。







トレーニング向けの高川山~おむすび山(下見)

日程  2023年09月21日(木)

ルート  初狩駅~男坂~高川山~天神峠~おむすび山~大月駅

10月にこのコースのツアーが入っているので下見に行って来ました。平日と言う事も有り行動中は誰1人と会う事は有りませんでしたがもう9月と言うのに低山のせいも有るとは思いますが暑い事、暑い事😅 

中央線初狩駅を9:40スタート。駅から少し行った所を右折、中央線のガードの下をくぐって行きます。ガードを越えた先には写真の案内板が有ります。

その後お寺や簡易トイレ(綺麗)を通過してやっと登山道の入口へ。登山道を進むと男坂と女坂の分岐へここまで駅から50分程掛かりました。ツアーでは男坂を行く事になっているので男坂へこれが急登で標高差約250mは暑さのせいもあり結構キツイぞ😁おまけに樹林帯で風がないので暑い。本番ではお客様がバテないようにゆっくり登る事にします。

高川山には11:05登頂、本来なら富士山の展望台として有名な所ですが本日富士山は出張中姿を見る事は出来ませんでした。頂上は狭く10人程度がお弁当を広げるのが精いっぱいかな?今回は私だけしかいないのでノンビリランチを楽しんで11:30出発。

ここからの降りはなんちゃって岩場を含む気の抜けないコースです。
その後も数々の分岐や小ピークを越えて行きますが下りに関しては滑りやすくそれに季節がらどんぐりが多く石車(石の上に載って転ぶ事)の役目をするので気が抜けません。まだ写真の様に急斜面でロープが張って有ったり登山道の狭い所も有り気をつけて通過する必要も有ります。

その後、天神峠、峯山(地味)おにぎり山(道標無)を通過
天神峠

峯山
まさに人の家のお庭の横の下山口に14:40に下山。そこから大月駅まではおよそ20分で到着出来出来ました。
コースの尾根上は広葉樹が多く季節が上手く合えば素敵な紅葉の中を歩く事が出来るかも知れませんよ。
GPSの記録は行動時間4時間40分・距離9.7km・登り1230m・下り1320m・消費カロリー1840kcalと言う数値でした。(ある程度はツアーを想定して歩きましたので早く歩いてはいません。)
今回縦走楽しみ隊と言うシリーズの1回目なのでお客様のレベルもまだバラツキが有るでしょうからキツイと感じる方、或いは楽と感じる方など色々だと思われますがこのシリーズの最終回は雲の平だと思うのでこれ位は頑張って頂きたいなと思っています。私も精一杯フォローしますので参加のお客様は一緒に頑張りましょうね😀
別件
解散駅の大月には食事処も幾つか有り大月餃子と言う餅入りの餃子が有ります。好みも有りますが私はビールとセットで美味しく頂きましたので下山後の楽しみに良いかも知れませんよ😉

快晴の甲斐駒ヶ岳(本番)

 日程  2023年7月29日(土)~30日(日)

ルート  北沢峠~仙水峠~駒津峰~甲斐駒ヶ岳~

    駒津峰~双児山~北沢峠 

2週間前に下見に行った甲斐駒ヶ岳(本番)ツアーの報告です。私が言った時は平日と言う事でシャトルバスの増便は有りませんでしたが今回はこの増便で助かりました。

まず行も予定だと仙流荘からのバスも2時間後の予定でしたが増便が出ていて30分後位には乗る事が出来ました。すれ違う増便バスはもどれも満員で入山者が多い事が伺えます。14:00前にこもれび山荘に到着。2週間前にはあれほど有ったクリンソウが何も有りません。花を楽しむのは難しいですね。同じ場所なんですけど😂

今回
下見の時

この日のこもれび山荘は満室でもう1人の講師の先生は後からの予約の為泊まる事が出来ず長衛小屋に宿泊です。🙇

翌日ヘッドランプで4:00スタート。最初は樹林帯の為ヘッドランプが役立ちます。約30分程で周りが明るくなり仙水峠には5:30前に到着。順調順調🙆
ここから駒津峰までは急登で辛い所ですが時々視界が開けた所からは富士山も見る事が出来ました。

更に登ると鳳凰三山も手が届きそうでオベリスクもはっきり確認出来ます。

駒津峰を通過・六万石から甲斐駒特有の白いザレ場に少しペースを落とすが先頭のお客様は9:00に登頂。ここまで5時間とはツアーとしてはご立派です。私は体調不良で添乗員さんが付き添って登って来ているお客様をお迎えに。それでも9:30には全員揃って登頂する事が出来頂上からは素晴らしい展望を楽しみました。
頂上道標

北アルプス方面

仙丈ヶ岳方面

ここまでは実に順調でしたが降りではすれ違いの時間的ロスに加え駒津峰から双児山の歩き難い降り、更に長時間の行動時間による疲れから北沢峠に到着したのは14:00過ぎ、結果的には10時間以上かかってしまいました。また体調不良のお客様にはサブの講師の先生が付き添って頂き時間は掛かりましたが一応全員怪我無く下山する事が出来たので結果オーライ。
今回は登りはかなり順調でしたが10時間を超える行動時間の疲れで降りに時間が掛かってしまったのが今後の課題か?また今回は女性の3人のお客様が素晴らしく元気で(*_*;でした。また9人のお客様に講師2名+ガイド並みの力を持つ添乗員さんと3名のスタッフで対応出来た事も多少のアクシデントに対応出来た事に会社にも感謝です。

今回ご参加頂いたお客様本当にお疲れさまでした。今回これだけ頑張ってので次回以降の山行に大いに役立つと思います。これからも楽しく安全な山楽しんでください。😀