同世代と行く涸沢

日程  2018年08月20日(月)~22日(水)
ルート 上高地~徳沢~涸沢の往復

同世代と行くゆったりコースと言うツアーで涸沢に行って来ました。今回のお客様は全員同年代で1歳下でも1歳上でも参加できない言う狭き門をクリヤーした選ばれたお客様です(^0^)
すべてにゆとりをと言う事でしょうか?お客様8人に対し講師2名・添乗員さん1名の3名のスタッフでの対応でした。

私は前日のツアーの関係で松本駅で合流。チャーターしたバスで上高地に12:00に到着。自由時間を30分ほど設けてビジターセンターを見学後。河童橋を渡り対岸を明神池に向かいます。
私も滅多にこちらを歩く事は無く、ご覧の様な隠れたビユーポイントも有り大正池にも負けません。


明神池へは花に詳しい先生を先頭に高山植物を眺めながら14:20到着。こちらでもノンビリでお客様は300円払って奥宮を散策されたお客様も結構いました。
氷壁の宿として有名な徳沢園には16:30に到着。徳沢園は今までも素晴らしく快適でしたが今年は部屋が更に改善されていてまさにリゾートホテル並み。
お食事もこれで全部では有りませんがこの時点で十分豪華です。


翌日は8:00に出発。約3時間で本沢橋に到着。
ここで徳沢園チマキのお弁当を頂きマッタリ。もっとノンビリしたい所ですが先が有るので出発です。
涸沢には14:00過ぎに到着。希望者のみ涸沢小屋方面にちょっとだけ散策に出かけました。その後は涸沢のヒュッテのテラスで3000mの大展望を見ながら各自・コーヒーや生ビールで乾杯\(^:^)/
更に愛らしいオコジュもテラス遊びに来てくれました。
夜は夜で満点の星空。天の川を見る事も出来言う事有りません。

22日は朝5:30の出発ですが、何と出発前にはご覧のモルゲンロートがもう最高としか言葉が見つかりませんね。


下山後徳沢園でカレーの昼食を頂き上高地から中ノ湯温泉で汗を流し松本であずさの車上の人となりました。

※私が今回感じたのはこのツアーにご参加頂いたお客様にはとにかくゆとりが有ります。他の登山者の方はここまで来たら奥穂や北穂を行かないのは勿体無いと思われる方が多い中、私達は涸沢でノンビリしに来たと満足頂けた様です。
私の見る所体力的には十分頂上を目指せる体力は有りますが目的意識がしっかりしているのでしょう。
私自身厳しい行程や難易度の高いルートばかりを狙っていた時期も有りそろそろこんな考え方も素敵だなと感じたツアーでした。
ご参加頂いたお客様また是非お会いしたいです。
有難うございましたm(_ _)m

北アルプス 燕岳 ②&③

※今回は秋から始める登山教室の最終回で1泊2日と2泊3日のコースに連続のツアーに行って来たので纏めて書きます。

日程  ①2018年08月14日(火)~15日(水)
     ②2018年08月17日(金)~19日(日)
ルート ①中房温泉~合戦小屋~燕山荘(泊)~燕山のピストン
     ②山本小屋~王ヶ頭~美ヶ原自然保護センター/中房温泉(泊)
      ~合戦小屋~燕山荘(泊)~燕山のピストン

8月14日出発分

特急あずさとタクシーで中房温泉へ。出発準備を済ませ12:05に歩き出しました。
合戦小屋への到着時間がやや遅れそうなので小屋が閉まってお客様がスイカを食べられないと気の毒と思い小屋の少し手前から私が先行。ほぼ16:00に本隊が到着してセーフ。皆さん美味しそうにスイカを食べていました。私は立派なカンバンをパチリ。


燕山荘まで後ちょっとと言う所で夕立が有り皆さんビショビショで小屋へ17:25到着。でも燕山荘はしっかりした乾燥室が有るので助かります。(^0^)

翌日は日の出を歩きながら見ようと言う事で食事は登頂後として4:30に小屋をヘッドランプを付けて出発。
写真の腕が悪くて申し訳有りませんが私なりのベストショットです。


05:00登頂狭い頂上なのでお客様には写真を撮ったら即降りて頂きお客様には忙しなくて申し訳有りませんでした。私もやっとこの1枚を撮り移動です。



小屋に戻る頃には明るくなりコマクサも沢山見る事が出来ました。
小屋に戻り朝食を頂き6:45下山開始。中房温泉には12:00到着。温泉で汗を流し東京にへ。

8月17日出発分

こちらのコースは1日目に美ヶ原の散策後中房温泉に向かうコースなので時間的余裕が有ります。八王子を8:00過ぎのあずさで出発。岡谷からチャアーターバスでビーナスラインを使い和田小屋へ。
各自昼食後のんびり広い馬車道?を歩き王ヶ頭ホテルへ。このホテル大変高級なリゾートホテルだそうでいつかは泊まって見たいものです。


王ヶ頭の頂上はホテルのすぐ裏手で立派な道標が有ります。
そう言えば昨年来た時ここで100名山を達成された登山者の方から写真を頼まれた事を思い出しました。
ここから王ヶ鼻と言う展望台に行き、更にバスの待つ美ヶ原自然保護センターへ14:45に到着。
ここから中房温泉に向かいますが私の知る限りではバスのサイズがギリギリ。所がこのバスのドライバーさんの運転技術が大したものですれ違いも何のその。やっぱプロは大したもんですね。
17:00に宿に付き美味しい食事と温泉で明日に備えました。
翌日は朝から歩き出せるので心の余裕が違います。おまけに前2回と比べるとかなり涼しく歩きやすく助かりました。
合戦小屋も11:30に到着スイカで元気を取り戻し。
燕山荘に13:30到着少し休憩して燕岳に向かいます。途中から見る大展望はこちら。


14:20に全員登頂出来ました。当日中に登頂出来たので私も気が楽で燕山荘のオーナーのホルンを聞いて就寝。

翌日は5:30に出発。写真は朝日を浴びるテント場です。


すれ違いにかなり時間をロスしたので11:30に温泉に到着、温泉に入り松本駅へ。
私は明日もツアーが続くので本日は松本泊でホテルに着いたら即お洗濯タイムでした。


※両方の纏め
参加の皆様お疲れ様でした。どちらのコースも大展望を見て頂く事が出来たので良かったです。このシリーズも今回で最終回となりますが今後もトレーニングをしっかりして頂いて余裕を持って色んな山々を楽しんで頂ければと思います。

白馬三山①②

※同じ山域なので纏めて書かせて頂きます。
日程 ①07月26日(木)~29日(日)
    ②08月07日(火)~10日(金)
予定ルート 猿倉~白馬鑓温泉~白馬岳~白馬大池~栂池

7月26日出発分

東京駅を06:52出発の新幹線で長野駅へ。ここからチャーターしたバスに乗り換え猿倉に着いたのは10:30身支度を整えて歩き出すが樹林帯で風がないので結構汗をかいてしまいます。
鑓温泉までには雪渓が3箇所で小屋近くの雪渓のみ軽アイゼンを付けて無事に16:30槍温泉小屋に到着。
ここは素晴らしい露天風呂が有るのですが写真を掲載するにはミスが有るといけないので小屋から見える雪渓とお客様が持っていた信州限定のビールをパチリ。





翌日は快晴の中を出発。写真の様に素晴らしい景色です。


写真を撮った少し上部でお客様が足を痛めてこの先の縦走は無理と判断して私と怪我をされたお客様は鑓温泉に戻り1泊後下山する事に。
本隊はもう1名の講師の方と添乗員さんが引率して予定のルートに向かいます。
私達は28日朝から8時間掛け,お客様の頑張りのお陰で無事に猿倉に14:00下山。お客様を白馬駅まで送って私はコースの後半の栂池ヒュッテに向かい15:50に合流できました。
翌日は栂池自然園の散策をして珍しいピンクのキヌガサソウが有ったので1枚パチリ。


その後ゴンドラでスキー場に降り、温泉で汗を流して東京へ。

※参加の皆様お疲れ様でした。台風の進路によっては稜線を大変心配しましたが思た以上に進路がずれて良かったです。
肝心な時に私が居なくもう1人とガイドさんとお客様には大変ご迷惑をお掛けしました。
怪我をされたお客様は大変残念でしたが来年にでもまたチャンスが有ればチャレンジして頂きたいと思っています。

8月7日出発分

アプローチは前回と同じおまけに今回も台風が接近中まで一緒です。
違うのは鑓温泉までの雪渓がめちゃくちゃ小さくなっていて見違うほどでした。
鑓温泉には16:50に到着。早速露天風呂でさっぱりした後はこの小屋の名物の美味しいハヤシライスを頂きました。しかもお代わりOKです。



翌日は前回に負けない快晴の中を登って行き杓子岳の手前ではコマクサの群生も見る事が出来ました。


白馬山荘には14:10に到着。日本で最大級の収容を誇る山小屋も台風の影響かガラガラ状態でビックリ。お陰で快適に過ごす事が出来ました。
翌日は少しでも安定していると思われる午前中に稜線歩きを済ましたいという事で5:45に小屋を出発。
白馬岳を6:00に登頂。これで白馬三山の登頂に成功しました。
この後も思いのほか風も強まる事も無く写真の様な大展望を楽しみながらの稜線歩きを満喫。







子連れの雷鳥さんともご対面。順調に白根大池や白馬乗鞍を通過して栂池ヒュッテに到着出来ました。

※参加の皆様お疲れ様でした。台風の影響を心配しましたが大した影響もなく無事にツアーを終了できた事に感謝です。またもう1人で講師の先生のトークで楽しかったと言った頂けたのは大変嬉しいです。
デコボココンビの2人体制の講師でしたがまたセットになる事も有るかと思います。<BR>そんな時今回のお客様がいたらさぞかし盛り上がるのではないかと思っています。
またお会い出来ることを楽しみにしています。

暑かった 谷川岳

※この所夏山の最盛期でツアーが続きブログの更新が追い付いてなく申し訳有りませんm(_ _)m
台風20号の影響でツアーが中止となったしまったので少し時間が出来ましたので頑張って更新して行きますので宜しくお願いします。

日程  2018年08日(日)
ルート 天神平~熊穴の避難小屋~トマの耳(谷川岳)へのピストン

今回は単発のツアーで谷川岳に行って来ました。このコースゴンドラの終了時間の関係で必ず17:00前には戻って来なくては行けない時間的制約が厳しいコース何です^:^;
新幹線とバスを利用して天神平駅へ。ゴンドラに乗り歩き出しは10:30。天神平の標高は約1300mほどは有るのですが暑い暑い。確認していませんが体感的には27~28℃位か?
目指す谷川岳がこちらです。


お客様には熱中症対策で1、5L位の水を持つようにお願いしたが人によってはそれでもギリかも?
しばらく歩くと写真の熊穴沢の避難小屋に到着。
私は毎年の様に冬も来るがこの小屋の煙突位まで積雪が有るのでやっぱり谷川は豪雪地帯だなと改めて感じます。
ここから少し先までは樹林帯で日蔭ですが風が通らない。やっと樹林帯を終えると今度は日射しが半端ない。(@_@)
一部のお客様は体調不良でやや遅れたが肩の小屋に13:00全員無事に到着。そこから頂上までは10分ほどで到着できますが余り時間もないので頂上ではお客様の証拠写真を撮って早めに下山開始しました。。(すっかり自分の写真は撮り忘れました。)
写真の天狗の溜まり場などで何度か休憩。

下りはすれ違いも少なく順調にゴンドラ駅に30分前の16:30に着くことが出来ました。

※参加頂いた皆様お疲れ様です。本当に暑かったデスね。谷川は良い山ですが紅葉の時期の方が向いているかも?まあ今年の暑さが異常だとは思いますがこれに懲りず涼しい時期にまたチャレンジして見て下さい。

北アルプス 燕岳①

日程  2018年08月03日(金)~04日(土)
ルート 中房温泉~燕山荘~燕岳のピストン

秋から始める登山教室の最終回で燕岳に行って来ました。このコース人気の為、後3回行くので今回は区別の為①とさせて頂きます。
8月3日
今回の設定だと当日の朝に東京を特急あずさで出発する為中房温泉に到着するのはどうしても11:30過ぎになり出発準備などで今回は12:10スタートです。
北アルプスの3大急登の合戦尾根をひたすら我慢,我慢で登って行きます。
樹林帯の為風もほとんど吹かないのでとにかく暑い暑い皆さん1L~1・5L位は水を飲んだいました。
約4時間弱で合戦小屋に到着。これが噂の元気の出るスイカです。実際これで皆さん元気一杯になりました。


ここまで来れば後一頑張りですし、視界も開けるので俄然やる気も出て来ました。
燕山荘には17:20に到着。小屋やテント場は大賑わい特にテント場はもう張る所がないそうでここまでテントを上げましたが自炊の小屋泊に変更しているグループも多くちょっと気の毒(^:^;
食事も4回に分かれて頂きましたが相変わらず大変美味しかったです。


大変な混雑でしたが何とか寝るスペースは比較的緩めに確保出来ましたが明日泊まると土曜日なので更に大変と思われます。金曜日で良かった^0^

8月4日
私達は頂上の混雑を避ける為4:45に燕岳に向かいます。5:15に全員登頂、頂上は順番待ちする事無く記念写真を皆さん撮っていましたが直ぐに後ろから沢山来たので譲りました。
小屋に戻ってから6:00頃にゆっくり朝食を頂き7:00過ぎに下山開始ですが小屋前から槍ヶ岳とのお別れの写真を1枚。
”また来ますので宜しく”(^0^)


降りなので幾らかは楽勝かと思いましたがとんでも登山者とのすれ違い400~500人は軽くいたと思います。
お陰で中房温泉には12:00に下山。思った以上に時間が掛かってしまいました。
温泉で汗を流しあずさで東京へ。

参加の皆様お疲れ様でした。最終回と言う事でちょっと寂しい気もしますが天候的にも展望的にもとても良い条件で登れたので思い出に残る最終回に感じて頂けたら嬉しいです。
また何処かのツアーで会える事を楽しみにしています。

高山植物の東籠ノ登山から水ノ塔山

日程  2018年07月24日(火)
ルート 兎平~東籠ノ登山~水ノ登山~高峰温泉

今回はイベントツアーで私の苦手とする高山植物を見るツアーに行って来ました。
最初この東籠ノ登山はひがしかごとのやまと読みます。私全然読めませんでしたが(^:^;
花もいつも苦手とばかり言えないので少し勉強して、またこの所北アや中央アに続けて行っているので少しは覚えたし、カンニングペーパーも作成して私にしては万全の態勢で望みます。(^^)

正直言うとこのコース日帰りのバスのツアーとしては遠すぎるなと時間配分が心配していましたが案の定関越道で事故渋滞にはまり30分遅れの12:00近くに出発。初めは地元の小学生の団体と思われる可愛い子供達がお弁当を食べている広場から登山道に入ります。

スタートは気持ちの良い樹林帯で意外に最近のツアーの登り出しに比べると暑さはまだマシな方で時々心地よい風が通って行きます。
頂上付近は意外に岩がゴロゴロして歩きにくいですが13:00過ぎには東籠ノ登山に到着。頂上からの眺めは結構良雲が有るものの黒斑山も良く見えます。


またここまでの花はクルマユリ、ニッコウキスゲ、ウスユキソウなど多くの高山植物を見る事が出来ました。この写真はウスヨキソウかな?


更にアップダウンの尾根を行くと水ノ塔山で写真は水ノ登山から見た東籠ノ登山と水ノ塔山の道標です。


少し時間オーバーした16:00にランプの宿で有名な高峰温泉に全員無事に下山しました。

時間は短いルートですが視界も良く、花も見れ岩場も少し楽しめ色々な意味で楽しみが凝縮した楽しい登山ルートだと思われます。参加の皆様有難う御座いました。今度は高峰温泉に泊まりに来たな(^0^)

中央アルプス 桂木場登山口から木曽駒ヶ岳

日程  2018年07月20日(金)~22日(日)
ルート 桂小場~西駒山荘~木曽駒ヶ岳~千畳敷

中央アルプス登り隊でちょっとマニアックな西駒山荘から木曽駒ケ岳へのコースに行って来ました。
1日目は移動日なので八王子を昼に出発。今回は写真の新型のスーパーあずさです。


翌日は登山口近くのホテルを8:00に出発してタクシーで桂小場登山口へ。
歩き出しからずーっと樹林帯の為風も通らずとにかく暑い暑い^:^;
約6時間かけて西駒山荘に到着。正直お客様はかなり辛かったと思います。
まだ夕食には時間も早いので小屋の裏に咲いていたコマクサをパッチリ。何か色が通常のコマクサより濃いような気がします。

その後夕食には西駒カレーを頂き、夜中は何と天の川を見る事が出来ました。

翌朝は6:00に出発して20分ほどの所にある将棋ノ頭からは御覧の大展望を楽しみました。


木曽駒ヶ岳には9:30分に全員登頂です。\(^0^)/
頂上ではいままでとは大違いの人の数にびっくり。道標の所には写真を撮るために行列が出来ていました。^:^;
30分以上頂上でノンビリした後は千畳敷に向かいます。千畳敷も多くの登山者やハイカー、観光客で一杯。
でも御覧の様に高山植物のお花も満開でした。


我々は昼にはロープウェイに乗ったので大丈夫でしたが午後は整理券かな?

参加の皆様お疲れ様でした。初日は本当に暑かったですね。でも将棋の頭や木曽駒ヶ岳から見た展望の素晴らしさは思い出に残った事でしょう。
皆さん全員が中央アルプス走破する事を信じています。頑張って下さいね。