人の少ない霧の甲斐駒ヶ岳(下見)

日程  2023年7月13日(木)~14日(金)

ルート 北沢峠~仙水峠~駒津峰~甲斐駒ヶ岳~

    駒津峰~双児山~北沢峠 

7月末にツアーが有りその下見に甲斐駒に行って来ました。甲斐駒は何度か登ってはいますが厳冬期の黒戸尾根や黄蓮谷(沢登り)からしか行った事が無く今回のツアーには何も役に立ちません😅

アプローチが悪く仕方がないので朝自分の車で仙流荘近くの駐車場まで行きそこからシャトルバスに乗り換え北沢峠(こもれび山荘)には15:00過ぎに到着。バス停前の湿原にはクリンソウがいっぱいです。(奥まで全部クリンソウ)

中に私は初めて見ましたが白いクリンソウも有ります。
早速こもれび山荘さんへ。木の香りのするとても綺麗な小屋です。夕飯までかなり時間が有るので地🍺をこれがフルーツの香りがしてかなり美味しい🙌
こちらが夕飯でスープカレーでした。
こちらは朝食で行動時間が長い事を考慮してか?4:00から食べられます。
私は少し明るくなり始めた5:00頃に出発。GPSを起動しようと思いましたが動かんぞ😅元々山荘周辺も圏外ですが地図と赤布を頼りに登って行きます。GPSが動き出したのは仙水峠からでした。そこまではこんな所も通過します。


仙水峠には6:00過ぎだったのでここまで約1時間掛かった事になります。
ここから駒津峰までの標高差500m程の急登が結構辛かったです。しかも時々赤布が無い😅私で約1時間半かかりました。

しかもここから1度下り鎖場を含んだアップダウンが何度か出て来ます。

駒津峰からおよそ30分で頂上への直登ルートと巻き道ルートの分岐へ。ツアーは巻き道を使うので巻き道を行きます。森林限界を超え甲斐駒特有の白い細かい小石の登山道を登って行きますが標高2500m付近からは濃霧が出て来て今日はに限っては位置の特定が難しくなるが一定間隔で赤い鉄棒が有るので大助かりでした。1番濃い時は視界20m位だったかな?
9:00にやっと登頂です。視界は有りませんが😂 登り4時間も掛かってしまいました。
 下山の時一時的にガスが切れてご褒美か頂上と摩利支天が顔を出してくれました。
一度駒津峰に戻り双児山に向かいますがここのやや大きい石のガレ場が曲者で小屋の方も昨夜十分に注意するようにとアドバイスしていました。恐らく疲れた足にはこのガレ場は結構辛いと思われます。
双児山を越えてしまえば比較的歩きやすい道となり北沢峠までは約1時間15分頑張れば到着出来ます。(12:30着)予報が悪かった事も有り今回すれ違ったのは10名程度の登山者だけでした。

今回のルートで1番の問題点は時間で今回私で7時間半確かに後半は早く歩いてもバスがないので少しだけペースを落としましたが後はそれなりのスピードで歩きました。他のツアーの記録を見ても平均で10時間半位は掛かっているようです。しかも南アルプス登り隊や100名山を目指すツアーなので恐らくはそれなりに歩けるお客様と思われます・・・
仮に5:00出発として順調に行程をこなしても到着は15:30最終バスが16:00と言う事を考慮するとギリギリですね。従って有る程度のスピードで歩かないと帰れなくなりそう😂
何とか皆さんに頑張って頂き全員登頂、そして怪我無く安全に全員下山出来る事を願うばかりです。
追伸
会社に今回の報告書を提出して講師2名体制をお願いしました所、本来なら今回の参加者人数では無理と思われましたが安全管理を重視して2名体制になりそうです。安全を第一に考えてくれる会社方針に感謝です。\(^o^)/