箱根の地図の載っていない登山道(明神ヶ岳北尾根)

 日程  2021年10月04日(月)

ルート 矢倉沢バス停~登山口~825mピーク~林道合流点

    ~855mピーク~稜線~最乗寺との分岐点~道了尊バス停

山岳会の仲間から箱根に地形図には載っていないルートが有るので行って見ないかとお誘いを受けたので行って見る事にしました。

最近GPSをすぐに見る様になり少し読図力が落ちているような気がしていたので(正にカーナビを使うようになって道を覚えなくなってしまったのと同じ)今回は歩いた人のログも使わず地形図とコンパスのみでチャレンジです。

8:45にバス停を出発。何か人の家の庭先を通る様な道からスタートすぐに写真の橋が出て来たのでこれを渡ります。

30分程歩くとこれが本当のスタート地点の様です。思いのほか立派な踏み跡ちょっと拍子抜け?
その後も立派な踏み跡たどると高圧線の下を通過しっかりした踏み跡が続きます。1部ではこれでもかと言う位の赤布が続く所も有りもしかしたら今後は一般の人に沢山歩いて貰いたくて整備しているのかな?もしくは鉄塔の巡回路の為の整備か?

更に進むと林道に合流。実は1番の曲者はこの林道の入り口で入るとすぐに左に道が続きます。

少し進むが何か変だぞと気づくこのまま進むとトラバースで隣の尾根に行ってしまいそうです。数分行った所で地図を確認やっぱおかしい・・・林道入口まで戻ります。
戻ると入口にやや狭めの踏み跡が右に有るじゃないですか?しかも下の方の枝には紫の紐が付けて有りました。やられた ^0^; 
気を取り直して何箇所か展望の良い所が有ったので1枚パチリ。富士山と金時山です。
展望の良い所を過ぎると1部笹ヤブが覆いかぶさって道が分かり難い所も有りますが沢登りの詰めに比べれば可愛いモノ。明神ヶ岳への一般道の稜線には12:50に出ました。ここまで多少ノンビリしたとは言え4時間も掛かってしまいました。
稜線には真っ赤な実をつけた見栄えのするこちらはグーグル君に聞いたらガマズミと言うらしい。
明神ヶ岳に行っても仕方がないので少し手前の分岐を13:40最乗寺方面に下る。手書きだが道案内板も有るのに何故かエリヤマップには載っていません?
登山道は少し水の流れで掘られていたり倒木も有るがいたって普通の道でした。奥の院には14:45最乗寺は大変立派でとても広くバス停までは更に40分程掛かります。バスの時間まで30分程有るので近くの茶屋さんに聞いたら一昨日からビールを売る様になったそうでラッキー。缶ビールを買ったらお新香のサービス付きでした。16:15のバスに乗り本日の行動時間約7時間の山行は終了です。

(雑感)
箱根のバリエーションと言う事で少し期待していましたが踏み跡もしっかり有って多少山慣れしている人には読図の練習にはもう1つか?(私1カ所間違えたけど^0^;)
でも分かりやすいピークも有り現在地確認の勉強をするには向いています。ちょっと地味ですが何よりもとても静かなルートで今回も登山道の出発地点から奥の院まで誰にも会う事は有りませんでした。
帰宅後に最新のエリヤマップを確認したら薄く破線として載っていました。私が少し簡単な様に書きましたがもしチャレンジするなら一応破線ルートなのでGPSだけに頼らずしっかり読図が出来る様になってからチャレンジして下さいね(^:^)